今月のお笑い 23本目 [バックナンバー]

ウエストランド井口と作家飯塚が語る「2024年3月のお笑い」

今さら「R-1」振り返り、井口出演「バラバラ大作戦」、芸人もテレビも軸が大事、南キャンの進化

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「ザセカ」かもめんたるとザ・パンチの衝撃

井口 「THE SECOND」面白いですね。一筋縄ではいかないというか。

飯塚 よくSNSでも言われているけど、32組で同じ予選をやって上位16組を選んだらこういう結果に絶対ならない。

井口 ちょうど早坂営業だったので、リアルタイムで楽屋のみんなで観て盛り上がりました。ザ・ぼんちVSハンジロウから観たんですけど、すごかったです。

飯塚 ザ・ぼんちさん面白かった。対戦後の動画でも言っていたけど、ベテランの楽屋って、体の不調、薬、年金、介護保険の話ばっかりだけど、劇場で若手と一緒になるとみんな漫才がうまくて、賞レースの話をしていて刺激をもらったと。すごく前向きに挑戦しているのがカッコいいなと思った。

井口 誰もが熱くなりましたよね。「芸人はこうありたい」っていう理想の姿というか。もちろんハンジロウさんもゴリゴリに仕上げてきていて面白かったです。「THE SECOND」はバランスみたいなものが勝負の肝だったりしますよね。わかりやすさとか、本人に合っているかとか。策に溺れないことが大事というか。

飯塚 「M-1」と違うなって改めて思うよね。“人間”が出ているネタをみんなやってる。去年、三四郎との対戦で話題になった流れ星☆さんが、去年の三四郎のような内輪ネタも盛り込みまくったネタで挑んでいた。でも対戦相手のかもめんたるのネタが裏話っぽい話は一切ない、6分の完成された作品だったんだよね。しかも先攻だったから、どうしても後攻の流れ星☆さんのほうが亜流に見えちゃうとか、順番の妙もすごくあった。

井口 1対1の面白いところですよね。流れ星☆さんが前回三四郎に負けて、悔しい思いもあって「今度は人間味を出していこう」となる。一方、かもめんたるさんは流れ星☆さん対策のネタを作るから、お互いのその取り合いで、今回はう大さんが上回った。正直、かもめんたるさんめちゃくちゃ面白くて。やばかったです。

飯塚 めちゃくちゃ面白かった。

井口 衝撃受けました。誰が当たっても勝てないんじゃないかという強さでしたけど、対戦相手の噛み合わせもありますよね。

飯塚 う大さんが「今月のお笑い」にゲストで来てくれたときに、「ネタを量産できる能力も大事」と言っていて。

井口 そうだそうだ。言ってましたね。

飯塚 かもめんたるは、持ちネタから選ぶんじゃなくて、流れ星☆対策でネタを3本作っていた。その都度、その場面に合ったネタを作れる能力がう大さんは高いから、その結果、とんでもないネタができたっていう。

井口 偉そうなことを言うつもりはないんですけど、かもめんたるさんがちょっと前から漫才を始めて、今ちょうど漫才にアジャストした感はありました。今までも漫才面白かったですけど、けっこう突飛なネタではあったじゃないですか。今回はう大さんワールドだけど、みんなが笑うし、僕らもめちゃくちゃ刺さるネタだった。

飯塚 さらに進化してる感じはしたね。

井口 あ、一応「槙尾さんも」って書いといてください。怒るんで。

──「槙尾さんもすごい」?

井口 流れ星☆さんにこの前会ったら、「う大に負けた」って言ってたんで。一応槙尾さんもやってるって書いといてください。

飯塚 あと、ザ・パンチがめちゃくちゃ面白かった。

井口 すごかったですね!

飯塚 僕はこの32組の中だと、かもめんたるとザ・パンチが特に印象的だったんですけど、(次回のノックアウトステージ16→8でこの2組が当たるので)もったいないなっていう。どっちかしかファイナルに行けないのは残念。

井口 よしもと以外のメンバーで観ていたので、みんな2008年の「M-1」決勝以来のザ・パンチさんだったんですよ。そしたらうますぎるし、びっくりして。今ザ・パンチさんこんなことになってたんだっていう。

飯塚 「M-1」とは違う、「わかんないけどなんか面白い」っていう面白さ。なんか笑っちゃうみたいな。

井口 くだらないことでも笑っちゃう。

飯塚 雰囲気がずっと面白いんだよね。ちょっと達人の感じがした。

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マユリカ阪本は顔がカッコいい

井口 狩野さん(=この記事のインタビュアー)が「バラバラ大作戦」の会見に来ていたじゃないですか。

──行きました。

井口 なんかちょけてましたよね? 芸人勢が「お笑いナタリーの人だ」ってなってる中、いきなりFRUITS ZIPPERに質問するっていう。

──まったくちょけてないですよ! 本当に最初からFRUITS ZIPPERに質問しようと決めてたんです。マユリカとの相性みたいなところを聞きたかったので。

井口 マユリカも去年東京に来てから、またさらに人気ですね。

飯塚 全国ネットでレギュラー番組(中京テレビ・日本テレビ系「お笑い4コマパーティー ロロロロ」)が始まるし、ポッドキャストのランキングでもマユリカの番組(ラジオ関西「マユリカのうなげろりん!!」)が1位になることもあって。霜降りとか令和ロマンとかを抑えて。

──ヨシモト∞ホールの大会で優勝もしていましたけど、お客さんからもすごく愛されている感じがしました。

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飯塚 劇場人気もめちゃくちゃあるし芸人からも愛されてる。でも千鳥やかまいたちとは違った、なんて言ったらいいのかな……。ニューヨークがYouTubeで言っていたのが、「ダイアンさんっぽい」。ど真ん中じゃない2人が組んで、幼なじみならではのノリでやってるっていう。

井口 「キモい」ってけっこう言われていますけど、阪本くんのほうは僕からすれば普通にカッコいいだろって思うんですよ。「キモい」とか一応言っといて好きっていう、ファンの一番ずるいやつ。「キモいところも好き」とか言うけど、いや顔カッコいいから!

飯塚 確かに、顔カッコいいよね。

井口 僕は言い続けますよ、マユリカが好きっていうお笑いファンに、「顔カッコいいもんね!」って。

飯塚 絶対に言っていこう。「阪本さん顔カッコいい」。

井口 「キモいけど好き」は通用しないぞっていう。カッコいいんだから。でも、ファンアートとかチェキがどうとか、顔ファン問題みたいなことがありますけど、そういうの僕はなかったなーって思って。

──ウエストランドはファンアート描かれてない?

井口 探せば1、2枚はあるでしょうけど。僕はむしろ描いてくれとしか思わないし、顔ファンにもなってほしいし。そう思えることが気楽なもんだなと。それぞれ事情は違うから一緒くたにはできないですけど、究極、全部笑わせればいいじゃんって思ってしまうというか。もちろん怖い思いとかをさせられているんだったら問題ですけど。

飯塚 「顔が好き」って思うことは別によくて、発信の仕方なのかなと思う。ネタが好きで顔も好きって、全然いいと思うし、それを顔ファンと言うかもわからないけど、例えば芸人の名前で検索したときに「ビジュ爆発」みたいなことばかり出てきて、「あぁ、この人たちはネタじゃないところで人気なんだ」って思われたらその芸人さんが損するかもな?とは思う。

井口 芸人側も悲しくなりますもんね。自分が発表しているもの以外のことばっかり褒められるのは。

飯塚 でも、ずっと顔ファンが元気よく騒いでいるコンビっていないから。チュートリアルの徳井さんもめちゃくちゃカッコいいけど、今そういうワーキャー人気っていうわけじゃないし。人気が上がってくるタイミングは、どうしてもそういう現象が起きる気がする。

ロングコートダディ堂前の「マスク」

飯塚 「チャンスの時間」(ABEMA)の「ジム・キャリー選手権」(※)でロングコートダディ堂前さんががんばってた。ロングコートダディも仕事を選んでるって番組で言っているけど、「ジム・キャリー選手権」は「やろう!」と思って、入念な準備をして挑んだんだなって思ったし、今までの堂前さん像とは違う一面が見られてよかった。

※編集部注:ジム・キャリー演じる気弱で冴えない銀行員の主人公が不思議なマスクをつけるとことで人格が一変するコメディ映画「マスク」のように、普段は真面目な芸人に自身の殻を破り新たな一面を見出してもらおうという企画。3月17日配信回。

「ジム・キャリー選手権」に挑戦するTHIS IS パン吉田、ザ・マミィ林田、ロングコートダディ堂前。(c)AbemaTV,Inc.

──自分でも「殻を破れた」とおっしゃっていましたね。堂前さんは「ひとりで60分」(関西テレビ)など、ズタボロになりかねないお笑い企画にも積極的に出演している印象です。

飯塚 とはいえ、「ひとりで60分」も「ジム・キャリー選手権」も、言ったら準備と大喜利ですよね。ちゃんと自分の作品を見せられるという意味で選んでいる仕事なのかもしれないです。

井口 番組的にも、チャレンジャーがベタじゃないほうが面白いっていうのはありますよね。「ジム・キャリー選手権」に出ていたザ・マミィ林田が別番組でも体を張っていて、自分の出しろがなくなるって酒井は逆に震えてましたけど(笑)。

飯塚 確かに、だんだん「酒井さんがやるのは普通なので、林田さんで」ってなってきそう(笑)。

井口 「有吉クイズ」(テレビ朝日)の「ローリング・クレイドル誰が一番返せるか」も、技をかけられるのがせいや、オズワルド伊藤、僕っていうメンバーで、「なんで僕らがやるんですか?」となるのが面白いですからね。

南海キャンディーズ山里のコントロール力

飯塚 南海キャンディーズの20周年ライブ(※)を観たんですけど、山里さん、改めてすごいなって思いましたね。オードリー若林さんとの「たりないふたり」でもそうだけど、山里さんって、マイクの前に立って、隣の人がなんか言ったらもう漫才にできる。そういう選手権があるとしたらもしかしたら日本一なんじゃないかっていうくらい、ちゃんと自分で面白くコントロールする能力がすごい。

※編集部注:「南海キャンペーンズ」と題し、1日目にはしずちゃん主演舞台、2日目には古舘伊知郎、元和牛・水田、あの、爆笑問題・太田と山里による即興漫才企画「まんざいこわい」、3日目には南海キャンディーズの単独ライブが行われた。4月10日(水)までFANY Online Ticketで配信中

──囲み取材ではしずちゃんとのしゃべくり漫才に充実感を覚えていたようですし、賞レースに言及する場面もあって、漫才により力を入れていこうという思いがあるのかもしれません。

飯塚 しずちゃんとの漫才も、自分たちの現状を踏まえたドキュメント漫才になっていて、「M-1」のときとはまったく別の形に進化してました。以前はけっこう、売れたらネタをやらなくていい風潮があったけど、今テレビに出ている中心の人たちみんなネタをやっていますよね。

井口 なんだかんだ、年に何回かネタ特番があるから、毎年作ってやっているほうが、見てるほうも楽しいし、やってるほうもやりがいがある。

飯塚 太田さんがほかの人と漫才したのってめちゃくちゃ珍しいんじゃない?

井口 ああー。「笑っていいとも!」最後の水曜日にタモリさんとやって以来かもしれないです。

飯塚 水田さんも、なんとなく勝手にですけど、吹っ切れてる感じがしたというか。

井口 「アメトーーク!」もそんな感じでしたね。「このタイミングでこれを言うのはよくなかった」と番組では言っていましたけど、今までだったら逆に言えなかったと思うんですよ。コンビでいると、ブレーキかけないといけない部分があるじゃないですか。

飯塚 コンビって相方のイメージも一緒に守らなきゃいけないからね。

井口 それがなくなったから、水田さん全開のプレゼンして(笑)。

飯塚 これからもっといろんな場で活躍する人なんでしょうね。「ひとりで60分」にも出ていましたよね?

──最新回に出演されています。上手に料理するさまで笑いを起こしていたのも水田さん独自の技が光っていました。

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解散とその後

井口 ここ数日でいろいろ解散発表がありましたけど、話します?

──解散後も本筋とは別のことでネットニュースになってしまっているのを見ると、話題に出すことすらはばかられますが。

飯塚 そうなんですよね。本人たちにしかわからないことを勝手な解釈で語ってもしょうがないというのもあるし、見ているほうが勝手にいろんなものを背負わせすぎてるのかなとかも思います。

──個々のことではなくて解散全体について少し話しましょうか。

飯塚 ネタの面白さだけじゃなくて、「こういうメッセージ性がある」とかっていうレッテル貼りがその芸人さんの活動を狭めかねないなとかは思いますね。本人たちは自分がやりたいネタをやっているだけだろうし。だから、解散の真意を勝手に汲み取って代弁したり、勝手に傷ついたり怒ったりしなくていい。まあ、とにかく面白いんだったら「面白い」って言い続ければいいってことだよね。

井口 そうですね。それが一番。

飯塚 あえてズラして、「仲がいい」とか別のところを語ると反発を生んだりもするから。

井口 「仲がいいところがいい」と思っても、当然のこととしてはしょらずに「面白い」は確実に言ってほしいですね。「面白いし、仲がよくて好き」「面白いし、カッコいい」とか。面白いと思っているのであれば、ですけど。「本当につまんないけど、仲がいいから好き」ってことはあんまりないと思うので(笑)。解散で言うと、藤井ペイジさんのYouTubeに元5番6番さんが出ていて。「ウエストランドが優勝したときに久しぶりに元相方にLINEした」という話をしていて、ちょっとでもそのきっかけになってたんだったらよかったなって思いましたね。

飯塚 再会のきっかけになったんだ。

井口 猿橋さん的には、自分からお笑いに誘ったのに自分から解散したってことをずっと引きずっていたみたいで。最後のほうはめちゃくちゃ仲が悪くなってたし、モヤモヤしてるところもあったと思うので、平和に着地してよかったです。

編集部注:解散については「2022年11月のお笑い」でも語っている。飯塚「コンビ解散を今生の別れみたいにしすぎないほうがいいと思う。別にやりたくなったらまたやればいいわけだし、いつでも戻ってこれるくらいの雰囲気を作ってあげてもいいのかなって」。

審査員は井口だけ

──最後に4月30日(火)に開催する「今月のお笑いネタライブ!!」の話もしましょう。このラインナップ(演芸おんせんキャプテンバイソン兄弟TCクラクションド桜フランツマタンゴ)、井口さんどうですか?

飯塚 井口くんのいないところで決めました(笑)。

井口 僕が審査するんですよね? TCのさかもっちゃん(坂本No.1)以外は、どうせ僕のこと嫌いなんじゃないかなっていう目でまず入りますよ。

飯塚 嫌いというか、ビビられてるんじゃない?

井口 ビビられてるんですかね? ナメられてる気がしますけどね。「あんなふうにはならないぞ」みたいに思ってるでしょ、絶対。

飯塚 ド桜の村田さんは元「漫才工房(※)」メンバー。

井口 もう知らない人もいるかもしれないですけど、村田は前のコンビのときに一緒に新ネタライブやってましたから。

飯塚 最近一緒にならないんじゃない?

井口 そうですね。あ、でも年始の「フットンダ」(中京テレビ・日本テレビ系)で久しぶりに会いました。予選から勝ち上がってきて。

※編集部注:ウエストランドが中心となり、ストレッチーズ、ママタルト、さすらいラビー、ひつじねいり、赤もみじと共に開催してきた新ネタを2本下ろしていたマンスリーライブ。ド桜・村田は元赤もみじ。

ライブレポート

飯塚 一応、コンセプトとしては、井口くんが今後やることになるかもしれない審査員の練習も踏まえて、井口くんが採点して審査コメントもする。で、僕が「もうちょっとここは評価してもいいんじゃない?」とか言って、点数を稼いでいく(笑)。

──ご本人にもアピールしてもらいます。

飯塚 本人とも絡んで、「じゃあ、やっぱり直します」って点数を変えていってもいいかなと思ってます。

井口 なるほど。だから、やっぱり不利な人が多いですね。嫌われてる人には低い点を付けると思うので。

飯塚 基準点をどうするかとか、今後の練習にはなりそう。

井口 本当におふざけで、「オトステ」のコーナーで「M-1」方式で採点してみたんですけど、まあ難しかったです。松本さんスタイルで全員違う点数にしようと思ったけど無理でしたね。

飯塚 審査員は井口くんだけだから、同点にしちゃうとタイになっちゃうからね。

井口 じゃあ変えなきゃいけないか。ムズいなあ。

──会場は井口さんも「M-1」や「R-1」の予選でなじみのある、シダックスカルチャーホールです。

井口 みんな1回戦対策もできますね。忘れられがちですけど、僕らあんまりいない1回戦からの優勝なので。

飯塚 兄弟っていうコンビがいい意味で生意気だから、井口くんと早く絡んでほしい。

井口 うわ、どこの誰ですか? 怖そうだなあ。

飯塚 よしもとの、本当の兄弟でやっている漫才コンビ。

兄弟

井口 本当に嫌なやつだった場合、僕、方々で言いますからね。「あいつ嫌なやつだった」って。気をつけてくださいねって伝えておいてください。

──出演者は一応「1回でもこの連載で名前が出ている芸人」ということにしているんですが、実は演芸おんせんの記載はないんですよ。取材では出たけど、本当に一言だったので記事にはしていなくて。なのでここで少しご紹介できればと。

飯塚 演芸おんせんは最近復活したんですけど、杉山さんのほうがロン毛のパーマになっていて。見た目がどんどん変わってる。

井口 八巻も途中からサングラスになって。

飯塚 これで完成形になった気がする。2021年の「マイナビ Laughter Night」(TBSラジオ)のチャンピオン大会でやっていたネタがすごく面白かったんですよ。しゃべくり漫才がうまくて、「M-1」も決勝に行ってもいいくらいのコンビです。

──井口さんは演芸おんせんとは?

井口 ライブではもちろん一緒になったことはありますよ。仲はよくないですね、全然。

──そうなんですね(笑)。では当日の絡みに期待しています。チケットはローソンチケットで販売中です。

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ウエストランド井口(左)と飯塚大悟(右)。

──あと今月言いそびれたことはないですか?

井口 「ラヴィット!」のアンケートで、僕がJ2のV・ファーレン長崎のマスコットに会いたいって書き続けてたら、僕がいない日に普通に出てたっていう。そんなことあります!?

飯塚 それ、めっちゃ言ってるけど悔しさがあんまりわからない(笑)。

井口 平たく言うと、「パクんなよ!」っていうことです。僕以外の人が思いついたとは思えないので。出すにしても、連絡くらいしてくれよ! 大変なんだから。アンケート書くの。

飯塚 あ、パーマ大佐の宣材写真が変わったのは見た?

井口 変わってましたね! 今度は太鼓の達人のバチを持つっていう。今推してる楽器を持つスタイルだったということが判明しました。よく見たらプロフィールの特技も「太鼓の達人」が一番目になってますから。

──よく見てますね。

飯塚 「日本4大なんか持ってる宣材写真」で、ギャル曽根さんのフライ返し、吉田豪さんのパイプ椅子、ゴー☆ジャスの地球儀と、パーマ大佐のバチ。

井口 (写真を見ながら)腹立つなあ(笑)。

※編集部注:パーマ大佐の以前の宣材写真はこちらパーマ大佐っぽいポーズを取る井口の写真はこちら

ライブ情報

今月のお笑いネタライブ!!~審査員は井口だけ~

日時:2024年4月30日(火)18:30開場 19:00開演
会場:東京・シダックスカルチャーホール
料金:前売2900円
チケット:4月9日(火)23:00までローソンチケットにて先着先行チケット販売。
<出演者>
ウエストランド井口 / 飯塚大悟
ネタ芸人:演芸おんせん / キャプテンバイソン / 兄弟 / TCクラクション / ド桜 / フランツ / マタンゴ ほか

ウエストランド井口(左)と飯塚大悟(右)。

プロフィール

井口浩之(イグチヒロユキ)

1983年5月6日生まれ、岡山県出身。2008年、河本太(コウモトフトシ)とウエストランドを結成。2013年4月に「笑っていいとも!」(フジテレビ)のレギュラーに抜擢され、最終回まで不定期で出演した。2012年から2014年に「THE MANZAI」認定漫才師。「M-1グランプリ」では2020年に初の決勝進出を果たし、2022年に優勝! ラジオ形式の番組「ウエストランドのぶちラジ!」をYouTubeなどで配信中。とろサーモン久保田とのレギュラー番組「耳の穴かっぽじって聞け!」(テレビ朝日)は毎週火曜26:34~。タイタン所属。

飯塚大悟(イイヅカダイゴ)

1982年4月13日生まれ、新潟県出身。テレビ、ラジオの構成作家。現在の担当番組は「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日)、「水曜日のダウンタウン」(TBS)、「ヒルナンデス!」(日本テレビ)、「オドオド×ハラハラ」(フジテレビ)、「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)など。書籍「深解釈 オールナイトニッポン~10人の放送作家から読み解くラジオの今~」(扶桑社)。

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読者の反応

令和ロマン くるま @kuruma_takahira

まーたプンスカしてるよ😡

僕と戦ってくれるのは井口さんと永野さんと原田泰雅さんだけ‼️ https://t.co/SnRy1KiXqr

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