八代亜紀、小西康陽プロデュースでジャズを歌う

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「舟唄」「雨の慕情」などのヒット曲を持つ演歌歌手の八代亜紀が、小西康陽のプロデュースによるジャズアルバム「夜のアルバム」を10月10日にリリースすることが決定した。

八代亜紀(写真は公開レコーディングの様子)

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幼い頃からハスキーボイスにコンプレックスを持っていた八代は、小学5年生のときにジュリー・ロンドンの音楽に出会い、その歌声に勇気付けられて歌手を志す。15歳で上京し、銀座でクラブシンガーとして歌い始めた頃は、当時の「流行歌」であったジャズのスタンダードナンバーで歌手としての礎を築いた。1971年には演歌歌手としてデビューを果たしたが、クラブシンガー時代に歌ったジャズは彼女にとって「歌手としての自身の原点」だという。

小西康陽プロデュースによる新作「夜のアルバム」には、「メロディを聴いた涙が出てくるジャズ・スタンダードを中心に入れたい」という八代の思いからセレクトされた楽曲を収録。敬愛するジュリー・ロンドンのレパートリーでもあった「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「クライ・ミー・ア・リヴァー」といったスタンダードナンバーのほか、「再会」「私は泣いています」といった歌謡曲のカバーも収められる予定だ。

八代は本作について「団塊の世代の方が青春時代に聴いていたジャズ・スタンダードをもう一度再現するので、あの当時を思い出していただけたらと思います。お家に1枚置いてくださいね!」とコメントしている。

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