怒髪天「響都ノ宴」2日目は4バンド約5時間の白熱ライブ

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毎年恒例のライブイベント「怒髪天 presents『響都ノ宴』」が京都・磔磔にて3DAYSで開催。10月1日に行われた2日目の公演には、怒髪天のほか、騒音寺KING BROTHERSセカイイチという関西出身の3組が出演した。

怒髪天

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15:30スタートと、まだ明るい時間帯からの開幕となった2日目。会場のすぐ外には、カレーやからあげの屋台も用意され、お祭りムードが広がっていく。

トップバッターのセカイイチは1曲目「New Pop Song Order」からライブをスタートさせ、岩崎彗(Vo)が「怒髪天が僕らを知ったきっかけになった曲」と話す「RAIN / THAT / SOMETHING」も披露。続くKING BROTHERSのステージでは、マーヤ(G, Screaming)が「今日は楽しいロックパーティや! 怒髪天につなげろよ!」と観客を煽り、「GET AWAY」などのキラーチューンを惜しみなく演奏した。

そして、地元・京都で活躍する騒音寺が登場すると、磔磔はホーム感たっぷりの温かな空気に。なべ(Vo)は「怒髪天とは10年来の付き合い。京都での開催なのに誘われなかったらどうしようかと……」とユーモアたっぷりに語り、「いい暮らし求ム」や「大阪ジョンガラ考」など新曲もたっぷり交えたライブで、盟友・怒髪天へバトンを渡した。

そんな関西勢3組の熱演のあとはいよいよ怒髪天がステージに登場。序盤はスケール感ある「GREAT NUMBER」「キタカラキタオトコ」などの楽曲で観客のテンションを盛り上げていく。また、中盤ではラブソング「武蔵野流星号」や、変わらない友情を歌った「オレとオマエ」「小さな約束」など、共演者や観客などの仲間たちへ捧げるかのようなドラマチックな楽曲を連発。さらに増子直純(Vo)はMCで「『響都ノ宴』も4回目。今回は特に磔磔のスタッフがノリノリですごく協力してくれて。住宅街にある磔磔は終演時間が決まっているから、それなら長くやるために早い開演時間にしようと提案してもらった」という裏話も披露。アンコールの「美学」では増子や清水泰次(B)だけでなく、坂詰克彦(Dr)までが客席へダイブし、約5時間に及ぶ「響都ノ宴」は白熱のエンディングを迎えた。

怒髪天「怒髪天 presents『響都ノ宴』」2011年10月1日セットリスト

01. 枯レ葉ノ音
02. GREAT NUMBER
03. キタカラキタオトコ
04. 武蔵野流星号
05. オレとオマエ
06. 小さな約束
07. 男達のメロディー
08. 喰うために働いて 生きるために唄え!
09. ニッポン♥ファイターズ
10. そのともしびをてがかりに
<アンコール>
11. 美学

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