さくら学院が卓球やボール投げに挑戦、腕相撲チャンピオンの座は誰の手に

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さくら学院が6月17日に神奈川・はまぎんホール ヴィアマーレにて、イベント「さくら学院☆2018 ~転入生オリエンテーション~」を開催した。

新谷ゆづみ

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さくら学院の「転入生オリエンテーション」は身長測定のほか、立位体前屈やボール投げなど、新年度のメンバーの身体能力を確かめるべく行われるもの。3人の転入生を迎えた今年度の「転入生オリエンテーション」は3時限(3部)開催され、ポイント制のゲーム方式に。各時限でデッドヒートが繰り広げられる中、3時限を通して腕相撲チャンピオンを決める対戦も実施された。

身長を測る野中ここな。

1時限目には中等部3年で生徒会長の新谷ゆづみ、中等部2年でパフォーマンス委員長の藤平華乃、中等部1年の野中ここな、小等部6年の田中美空が出席。イベントは例年さくら学院のオフィシャルサイトのプロフィールに掲載される身長を測ることから始まるが、自己申告の身長と実寸との差が毎回話題を集める。毎年自己申告よりも実寸が低くなることが多いが、今年もその傾向に。自己申告では157cm、実寸は155.8cmだった新谷は「学校で測ったのに(その身長より低いなんて)おかしい!」と嘆いていた。

“森ハヤシ特濃どくだみ茶”を飲む1時限目出席の生徒たちと森ハヤシ。

続いて行われた立位体前屈の結果は、田中が8cm、野中が15.5cm、藤平が16cm、新谷が21.5cm。毎日ストレッチをしているという新谷の記録の半分にも満たないことを担任の森ハヤシに指摘された田中は「私もやってます!」と声を大にした。今回の新種目・卓球では新谷と野中、藤平と田中というペアに分かれてダブルスを実施。しかしメンバーたちはサーブを入れるのにも苦戦するほどの腕前で、担任の森ハヤシが「温泉卓球くらいのゆるい感じで」と断りを入れる一幕もあった。2組はゆるい試合を行い、新谷と野中チームが勝利。転入生オリエンテーションでは恒例の腕相撲トーナメントは新谷が圧勝という結果となった。最後の種目ソフトボール投げでは野中が不思議な投球方法をするも、7列目と健闘。すべての種目が終わり新谷が1位、藤平が2位、野中が3位、田中が最下位に決定した。最下位には罰ゲームとして“森ハヤシ特濃どくだみ茶”が用意されたが、救済処置として設けられたクイズに正解し、くじ引きの結果罰ゲームは森ハヤシが受けることとなった。しかし興味津々の様子の4人も結局お茶を飲むこととなり、5人は“森ハヤシ特濃どくだみ茶”を飲み干した。

2時限目メンバーが卓球をする様子。

2時限目には中等部3年ではみだせ!委員長の日高麻鈴、中等部2年で教育委員長を務める吉田爽葉香、有友緒心、中等部1年の白鳥沙南が登場。最初の挨拶で吉田と白鳥は「優勝したい」と意気込む。立位体前屈では日高と吉田が22.5cmで同率1位。吉田と有友という購買部コンビと、日高と白鳥という最上級生と転入生コンビを結成し臨んだ卓球では、白鳥がほかのメンバー同士が話している間にサーブを放つという不意打ちをかますも、購買部コンビが勝利した。森ハヤシが敗因について白鳥に問うと「麻鈴ちゃんのせい」とニッコリ。転入生の自由奔放な姿に会場は大きな笑いに包まれた。

おおきく振りかぶる有友緒心。

腕相撲では吉田に勝った白鳥が、卓球ではペアだった日高とバトル。日高は白鳥に勝利したが、1時限目の優勝者である新谷には歯が立たず、3回勝負を挑むも結果は惨敗となった。ソフトボール投げでは転入生へのお手本として投球した日高が暴投。白鳥はきれいなフォームで投げ10列目という結果だった。家族でトルネード投法を練習したという有友は大きく振りかぶり、華麗なフォームで11列目までボールを飛ばしてみせる。続く吉田も11列目までボールを投げ飛ばした。そして2時限目では吉田が転入以来初めての1位を獲得。最下位は日高と白鳥で、2人はほかの人に罰ゲームを振ることができるクイズに正解し、日高はそのまま罰ゲームを受けることにしたが、白鳥はくじ引きで吉田を引き当てる。2時限目の罰ゲームは“元町中華街から直納された本格黒酢”を飲むことで、優勝したにも関わらず吉田は日高と共に黒酢を飲んだ。また有友と森ハヤシも黒酢を飲んでいた。

左から野崎結愛、八木美樹、森萌々穂、麻生真彩。

中等部3年でトーク委員長の麻生真彩、中等部2年の森萌々穂、小等部6年の八木美樹、小等部5年の野崎結愛が出席した3時限目では、麻生が「今日は結愛ちゃんのいいところをたくさんお伝えできたら」という発言で最上級生らしさを見せる。野崎は「運動は嫌い」と言い、森ハヤシが「じゃあ何をやっているときが幸せ?」と聞くと「ドッジボール」と回答。フリからオチまで完璧な野崎を森ハヤシは褒めた。身長測定では公称131cmの野崎が131.3cm、公称145cmの八木が146cmという計測結果で歓喜。立位体前屈では森萌々穂がちょっとずるをしながらも22.5cmという数値を出し、測定器の上で「わーい」と喜ぶ。それに対し森ハヤシが「おい、ヘラヘラすんな!」とつっこむというお決まりのやり取りに会場は沸いた。

左から野崎結愛、八木美樹。

腕相撲をする森萌々穂と麻生真彩。レフェリーは八木美樹。

卓球のペアは練習時の腕前から麻生と森萌々穂、八木と野崎という組み合わせに決定。森萌々穂はサーブ時にトスしたボールが前に飛んでいってしまったり、空振りしたりとなかなかボールをラケットに当てることができず大苦戦し、麻生が懸命にフォローするも、2人は小等部チームに負けた。腕相撲対決では昨年度の覇者・麻生がもちろん1位かと思いきや、八木との決勝戦でレフェリーとして参加したはずの野崎が森ハヤシの提案で八木側に加勢し、八木が3時限目の腕相撲で1位を獲得。2時限勝ち抜いた新谷との頂上決戦には麻生が挑んだが、新谷が勝利。今年度の腕相撲対決では新谷がチャンピオンとなった。ソフトボール投げでは八木が11列目、野崎も10列目と小等部の2人が大健闘。森萌々穂は6列目という相変わらずな結果だったが笑顔を見せ、麻生は13列目という今年度ではトップの成績を叩き出した。すべての種目が終わり、結果は麻生と八木が同率1位、野崎が3位、そして森萌々穂が惨敗。森萌々穂に与えられた罰ゲームからの救済処置クイズはさくら学院の校章にまつわる難題で「黄色のおしべの数は1つのさくらの花あたりいくつ?」という問題に彼女は正解することができず、罰ゲームとして“元町中華街から直納された本格黒酢”を飲み干した。結果は散々で、罰ゲームを受けることとなってしまった森萌々穂だが黒酢を飲んだあとには笑顔でガッツポーズ。そのタフなメンタルに会場からは大きな拍手が起こっていた。

なおさくら学院は7月7日に、昨年度の卒業公演の模様とそのドキュメンタリーを収めたライブ映像作品「The Road to Graduation 2017 ~My Road~」をリリースする。

※日高麻鈴の「高」ははしご高が正式表記。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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