BiSH快進撃続く、初の横浜アリーナ単独公演に1万2000人動員

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BiSHが昨日5月22日に神奈川・横浜アリーナでワンマンライブ「BiSH "TO THE END"」を開催した。

BiSHと清掃員。(写真提供:エイベックス)

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BiSH(写真提供:エイベックス)

本公演は彼女たちにとって過去最大規模のキャパシティの会場でのワンマンライブ。チケットは完売し、約1万2000人を動員した。開演後、まずスクリーンに海外アクション映画のようなオープニングムービーが流され、アイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dがそれぞれ派手なナレーションと映像で紹介された。「清掃員、準備はいいか!」というアナウンスのあとに同時に爆発音が轟き、ステージにいよいよBiSHが登場。6人は「BiSH-星が瞬く夜に-」でライブの口火を切り、アイナが「BiSHが横アリに来たぞ!」と叫ぶなど、メンバーそれぞれが曲中に煽るスタイルで楽曲を畳みかけていった。

「BiSH "TO THE END”」の様子。(写真提供:エイベックス)

アユニが軽く挨拶をしてから、6月27日リリースの両A面シングル「Life is beautiful / HiDE the BLUE」より「HiDE the BLUE」をオーディエンスの前で初披露し、会場をさわやかな雰囲気で満たした6人。彼女たちはミュージカルのようなセリフを含むドラマチックな「SCHOOLYARD」に続けて、ハシヤスメが「みんなー! 社会のルール体操、始めるよ!」と叫んで始まった「社会のルール」ではアイナとチッチがステージの左右に伸びる花道の先で観客に笑顔を見せた。「オーケストラ」に続けてBiSHは、ニューシングルよりミディアムテンポのラブソング「Life is beautiful」を披露。チッチが「来たぜ横アリ! 今日は6人とあなた方1万2000人で最高の"TO THE END"をやっちゃおうぜ!」と叫び、リンリンが「お前らの喉ちんこ、焼き殺してやるからな!」とおなじみの煽りを入れて「GiANT KiLLERS」を投下すると、ステージに火柱が上がり、会場の熱気を引き上げた。

「BiSH "TO THE END”」の様子。(写真提供:エイベックス)

彼女たちは間髪入れずに「MONSTERS」「OTNK」とロックチューンを畳みかけ、ハシヤスメが「みんなまとめて、かかって来いよ!」と挑発するなど、アグレッシブなステージを展開した。「My landscape」「SMACK baby SMACK」のあと、ハシヤスメを中心とした茶番を経て、「生きててよかったというのなら」を届けた6人。ライブ後半に「スパーク」「プロミスザスター」とエモーショナルな楽曲を連投し、圧倒的な表現力をもって観客の気持ちをわしづかみにした。モモコが「まだまだ元気ありますか? BiSHと一緒にダンスしましょう!」と呼びかけて始まった「DA DANCE!!」では銀テープがきらきらと空中に向けて放たれ、本編ラストの「beautifulさ」では、リンリンがチッチに馬乗りになったり、アユニ、アイナ、モモコが円陣を組んだりと楽しそうにステージを動き回り、大盛り上がりの中でステージをあとにした。

観客が携帯電話のライトを掲げてアンコールを求める光景が広がり出してから数分が経ち、ゆっくりと歩いてステージへと戻ってきた6人。ここではまずチッチが発表があることを述べてから「BiSH、秋にまた全国ツアー回ります!」と叫び、10月から行うツアーの公演名「BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR」と、全10会場の名前を順番に発表した。その後、1人ひとりが挨拶。アユニは「今日は横浜アリーナに来てくれて本当にありがとうございます。ここに立てたことや、私がBiSHでいられることで私の人生は本当に面白くなっています。恩返しにはならないかもしれませんが、皆さんの人生を豊かで面白くさせますのでこれからもBiSHについてきてください」、リンリンは「横アリは私の好きな人が記念日とか卒業とか解散とか大事なときに使ってきた場所なんですけど、そんな場所をBiSHとして通過点として通ることができたのはすごく光栄なことだなと思います。チッチがメジャーデビューのときに『東京ドームでライブをしたい』って言っていたんですけど、それも夢の夢じゃなくなってきた気がするんで、もっともっと大きいところでまた会いましょう! サンキューベリマッチ!」と熱い思いを口にした。

続けてハシヤスメは「BiSH初の1万人規模でのワンマンライブということで、皆さん会いに来てくれて心からありがとうございます。横浜アリーナはめっちゃ立ちたかった場所なのでめっちゃめちゃ本当にうれしいです。でも私、やりたいこととか立ちたい場所がいっぱいあるんですよ。そこに立つまで死ねないなって。これからもBiSHと一緒に成長して大きな場所を目指していけたらと思います」、モモコは「1万2000人の清掃員と同じ空気が吸えて、BiSHはパワーを持っていると思います。でもまだまだBiSHはこれからが力の見せどころだと思います。もっともっと強くなっていくので見ていてください!」とコメント。アイナは「皆さん楽しかったですか? 聴きたい曲は聴けましたか? こんな多くの人が振り付けを踊ってくれたり、歌を歌ってくれたりするって正直思ってませんでした。もっと精進しようと思います。これからもよろしくお願いします」、チッチは「BiSH始まってから、私、いつも1人じゃなかったなって思って。みんながいるからどんなところでも自信を持ってBiSHをやれています。大好きな人が増えていく、この人生がすごく楽しいです。このワンマンは"TO THE END"なんて名前付いてるけど、私たちは明日からもぶちかましていくんでよろしく!」とそれぞれの気持ちをファンに伝えた。

BiSH(写真提供:エイベックス)

BiSHがアンコールにラストナンバーとして用意したのは「ALL YOU NEED IS LOVE」。メンバーのみならず、観客同士も肩を組んで体を揺らし、ステージとフロアはどちらも温かい雰囲気で満たされた。初披露の新曲を含む全22曲で観客を楽しませたBiSHはカーテンコールでファンに手を振りながら笑顔を見せ、最後に「せーの、ちんぽ!」のかけ声で記念撮影をして大盛況のうちにライブを終えた。

なお終演後には緊急告知として5月26日に岩手・KLUB COUNTER ACTION MIYAKOでライブ「"TO THE END,THE END"」を行うことが発表された。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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BiSH "TO THE END” 2018年5月22日 神奈川県 横浜アリーナ セットリスト

01. BiSH-星が瞬く夜に-
02. ヒーローワナビー
03. PAiNT it BLACK
04. HiDE the BLUE
05. SCHOOLYARD
06. 社会のルール
07. オーケストラ
08. Life is beautiful
09. GiANT KiLLERS
10. MONSTERS
11. OTNK
12. My landscape
13. SMACK baby SMACK
14. 生きててよかったというのなら
15. JAM
16. ウォント
17. ファーストキッチンライフ
18. スパーク
19. プロミスザスター
20. DA DANCE!!
21. beautifulさ
<アンコール>
22. ALL YOU NEED IS LOVE

"TO THE END,THE END"

2018年5月26日(土)岩手県 KLUB COUNTER ACTION MIYAKO

BiSH「BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR」

2018年10月10日(水)東京都 中野サンプラザホール
2018年10月20日(土)宮城県 仙台銀行ホール イズミティ21
2018年10月27日(土)香川県 レクザムホール
2018年10月29日(月)大阪府 オリックス劇場 芸術ホール
2018年11月6日(火)神奈川県 神奈川県民ホール
2018年11月11日(日)北海道 わくわくホリデーホール
2018年11月15日(木)東京都 昭和女子大学人見記念講堂
2018年11月21日(水)東京都 オリンパスホール八王子
2018年11月23日(金・祝)福岡県 福岡市民会館
2018年11月25日(日)京都府 ロームシアター京都

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にんにん @sato_sato_22

【ライブレポート】BiSH快進撃続く、初の横浜アリーナ単独公演に1万2000人動員(写真17枚) - 音楽ナタリー https://t.co/ElRj6sMWX6

ライブアイドルのお手本的グループ🎵
誰が行っても楽しめるんじゃないかな😁

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