伊藤リリーへの嫉妬もチラリ!? アルカラ、“これでもか”な東名阪ツアー千秋楽

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アルカラが12月19日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて、ライブツアー「こ・れ・で・も・か!!TOUR 2016 -東名阪-」の最終公演を開催した。

アルカラ「こ・れ・で・も・か!!TOUR 2016 -東名阪-」東京・渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:西槇太一)

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稲村太佑(Vo, G, Violin)(撮影:西槇太一)

東名阪の3地域限定でタイトルの通り、“こ・れ・で・も・か”とばかりに計13公演が行われた今回のツアー。ワンマン公演として行われた千秋楽は、ツアーの充実ぶりを物語る熱演と奔放なトークが展開された。

開演時刻を迎えると、アニメ「ドラゴンボールZ」のエンディングテーマとして知られる「でてこいとびきりZENKAIパワー! 」をSEにメンバーとくだけねこが姿を現わす。すでに興奮状態のフロアに向けて4人は、「ドラゴンボール超」のエンディングテーマとして書き下ろした最新曲「炒飯MUSIC」を披露した。くだけねこが踊りまくる中、メンバーもアグレッシブなパフォーマンスを繰り広げ、会場はライブのクライマックスさながらの盛り上がりに。さらに間奏では稲村太佑(Vo, G, Violin)の呼び込みで、スペシャルゲストとして「炒飯MUSIC」のMVに“ねえちゃん”役で出演していた伊藤リリーが登場し、会場の熱狂はさらに加速した。

アルカラ「こ・れ・で・も・か!!TOUR 2016 -東名阪-」東京・渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:西槇太一)

1曲目で観客の心をつかんだあと、バンドは「アブノーマルが足りない」を皮切りにハイテンションなキラーチューンをノンストップで投下。合間に「みんなの顔が、俺より伊藤リリーを見てた。女優に負けた!」という稲村の弾き語りによるぼやき節を挟みつつ4人は、攻撃的なセットリストでライブを進めていく。稲村が華麗なバイオリンの演奏でメランコリックなムードを作り出した「はとのさんぽ」で一旦フロアを落ち着かせる一幕もありつつ、「これでもかってくらいアルカラのエキスを抽出していくから!」という宣言を経て、前半以上に怒涛の展開を見せる後半戦へ。「キャッチーを科学する」「チクショー」といったライブの定番曲や最新曲「LET・IT・DIE」、ハードロックテイストの「涙腺」などをテンションを落とすことなくプレイする。そしてトドメとばかりに「ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト」を叩き込み、狂騒を巻き起こして本編を締めくくった。

アンコールで稲村は「炒飯MUSIC」のMVに登場する伊藤リリーと似た格好で登場するなり、ツアーで競演したアーティストたちの名前を挙げお礼を述べる。さらに、集まった観客にも感謝の思いを伝え、さらには結成15周年を迎える2017年には「15周年っぽいもの」を実施する旨を宣言。そんなMCから4人は、結成当時のライブでも演奏したという初期曲「自然」をラストナンバーとして届けた。

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アルカラ「こ・れ・で・も・か!!TOUR 2016 -東名阪-」
2016年12月19日 渋谷CLUB QUATTRO セットリスト

01. 炒飯MUSIC
02. アブノーマルが足りない
03. 半径30cmの中を知らない
04. +.-
05. カラ騒ぎの彼女
06. 不完全なキミ
07. 夕暮れちゃちゃちゃ
08. はとのさんぽ
09. 授業参観
10. キャッチーを科学する
11. 怪盗ミラクル少年ボーイ2
12. チクショー
13. サイケデリンジャー2
14. 夢見る少女でいたい。
15. LET・IT・DIE
16. おしゃれ強盗
17. 部屋の無い鍵
18. 涙腺
19. 終世記
20. ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト
<アンコール>
21. 自然

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