カバーあり、サプライズあり！「EBiDAN THE UNiON」で出演4組の個性激突

本日12月20日に東京・ららぽーと豊洲にてライブイベント「EBiDAN THE UNiON vol.4」が開催された。

「EBiDAN THE UNiON」はEBiDAN39 & KiDSに所属するユニットが集まり、ライブパフォーマンスを披露するイベント。4回目の開催となったこの日のステージにはスタメンKiDS、SUPER★DRAGON、ハルキ＆ジント from M!LK、MAGiC BOYZの4組が登場した。

オープニングアクトを務めたスタメンKiDSの7人は、おそろいの赤いサンタ帽を被ってステージに上がり「メリークリスマス！ ちょっと早いけどね」と元気いっぱいに挨拶。1人ずつ自己紹介をしたのち、「てらこや」でライブをスタートさせた。続く2曲は2人と5人の2チームに分かれて届けられ、りきまると財部友吾はさくらしめじ「いくじなし」を、佐藤大志、清水在、城桧吏、須藤琉偉、長崎大晟はM!LK「反抗期アバンチュール」をそれぞれカバーした。先輩グループのナンバーを一生懸命歌い踊った彼らは、ファンから送られる拍手に照れ笑いを浮かべる。また、MCでは「てらこや」に次ぐスタメンKiDSのオリジナル曲が制作されていることが発表され、須藤は「お披露目のときまで、楽しみに待っててくださいね！」と呼びかけた。

続いて登場したのはSUPER★DRAGON。彼らは1曲目に「HACK MY CHOICE」をパフォーマンスし、ジャン海渡は「盛り上がって行くぞ！」と力強い煽りで会場を鼓舞する。2曲目にはジャンのトリッキーなラップが印象的な「ZEN-SHIN-ZEN-REI」が届けられ、9人は躍動感あふれるパワフルなダンスでオーディエンスを圧倒した。古川毅はこの日が年内最後のステージであることをファンに告げ「SUPER★DRAGONが初めて参加した（イベントツアーの）『WiNTER CARNiVAL』を通して皆さんと出会えて、本当に楽しかったです。ありがとう！」と感謝を伝える。最後に披露されたのは新曲の「KITTO→ZETTAI」で、 池田彪馬と古川はアカペラでこの曲の冒頭を歌いつなぐ。メンバーはこれまでのクールな表現から一変、柔らかな表情でファンと向き合い、古川は曲の中で「この曲のように、僕たちもまた会えると信じてます。いや、絶対会いましょう！」とオーディエンスに伝えた。

M!LKのグループ内ユニット・ハルキ＆ジント from M!LKの2人は穏やかな佇まいでSUPER★DRAGONが作ったクールなムードを一変させた。吉田仁人が作詞した「僕のとなり」では、吉田が感情を込めた大きな振りでこの曲を踊り、山崎悠稀はさわやかな歌声を響かせる。息の合ったパフォーマンスを披露した2人は、曲を歌い終えるとお互いの顔を見合わせ「うん」と小さくうなずいた。山崎が作詞に挑戦した「だる恋。」の前には、彼が「僕にとって大事な曲です」と楽曲への思い入れを語る。この曲はスタメンKiDSがバックダンサーを務める形で披露され、ステッキを手にした吉田と山崎の2人はスタメンKiDSの7人に温かい眼差しを向けながら軽快にステップを踏んだ。

イベントのトリを務めたのはMAGiC BOYZ。彼らは鉄道マニアの伊藤壮吾（SUPER★DRAGON）を引き連れてステージに上がると、伊藤が車掌役を務める「乗り換えステーション feat.伊藤壮吾a.k.a.車掌さん」を1曲目にドロップ。先輩グループ・超特急のコーイチ、カイ、リョウガによるユニット・BAD BOYZへのディスラップをふんだんに盛り込んだこの曲で会場を沸かせる。伊藤はDJのマヒロにお姫様抱っこをされながら車掌のアナウンスを披露し、大きな歓声を集めながら退場。ユウトは「壮吾もマジボに入っちゃえばいいのに」とつぶやき、リュウトは「壮吾は一芸持ってるから、いろんなところから声かかってるらしいよ」と返した。2曲目の「調子のってる↑」ではMCの4人がタオルを回しながら客席を動き回り、会場をひとつにする。続いて届けられたのは、ファンのリクエストの中から選ばれたももいろクローバーZ「堂々平和宣言」のカバー。サングラスをかけた5人は、それぞれにももクロのメンバーになりきってこの曲を歌い上げた。ラストナンバーを前にしたMCでは彼らの初主演映画「イカれてイル？」の公開日が2月6日に決定したことと、主題歌のシングルリリースが決まったことがメンバーの口から発表される。最後に届けられたのは、この映画主題歌に決まった新曲「ありのままでマジボ」。今の彼らの“ありのまま”をテーマにしたこの曲を歌い終えると、フウトは「今日の出演者の中で一番カッコよくて、一番輝いているMAGiC BOYZでした！」と胸を張ってステージを終えた。