telephones、六本木でツアーを“KICK OFF”

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the telephonesが昨日7月12日に東京・EX THEATER ROPPONGIにてワンマンライブ「KICK OFF DISCO!!!2014」を開催した。

the telephones「KICK OFF DISCO!!!2014」の様子。(Photo by Yuki Kawamoto)

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このライブは彼らが6月にリリースしたアルバム「SUPER HIGH TENSION!!!」のレコ発ツアーの“開幕公演”として行われた2DAYSライブの1日目。イベントタイトルにちなみサッカーをテーマにした白熱の“開幕試合”が繰り広げられた。

the telephones「KICK OFF DISCO!!!2014」の様子。(Photo by Yuki Kawamoto)

会場が暗転すると前方のスクリーンに、サッカー日本代表の試合風景などの写真が投影されていく。「日本敗退」のテロップに続き「だが、まだ戦いは終わってなかった」という文字が映し出されると、スクリーンには松本誠治(Dr)扮する“セイジローニ監督”が登場。セイジローニは、選抜選手として長島涼平(Ba, Cho)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)、松本誠治、石毛輝(Vo, G, Syn)の名前を読み上げていく。そして各選手の口から“試合”への意気込みが語られた。

スクリーンに「絶対に負けられない戦いがDISCOの向こう側にある!」「KICK OFF DISCO!!! 開幕!!!」の文字が映し出されると観客から大歓声が沸き上がる。そしてファンファーレに導かれるようにしてサッカーユニフォームを着たメンバーがステージに登場。彼らはサッカーボール柄のビーチボールを客席へと投げ入れ、石毛の「KICK OFF」の号令から「Don't Stop The Move, Keep On Dancing!!!」で“前半戦”をスタートさせた。

左から石毛輝(Vo, G, Syn)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)。(Photo by Yuki Kawamoto)

その後バンドはダークながら高揚感のあるナンバー「Take Me Higher」やリズム隊の長島と松本によるヘヴィなイントロから始まる「electric girl」などロックチューンを立て続けに投下。ダンサブルなリズムに乗って岡本がフロアを煽っていき、オーディエンスは熱狂の渦へと飲み込まれていく。

「KICK OFF DISCO!!!」ということで、バンドは北浦和のサッカーチーム・浦和レッズの応援番組「REDS TV GGR」のエンディングテーマとして使用されていた「Just One Victory」を披露。そして岡本の歌声が冴えわたった「Fire,Fire,Fire」やキラーチューン「Urban Disco」を届け、会場の熱気がピークを迎えたところで前半戦を終了させた。

岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)(Photo by Yuki Kawamoto)

影ナレでメンバーによる前半戦の解説が行われたハーフタイムを経て、試合は“後半戦”へと突入。ユニフォームから別衣装に着替えたメンバーがステージに現れ、「Ex-Boyfriend」で試合を再開させる。「Starship Romance」を披露したあとに岡本は髪をかき上げながら「気持ちいいな」と会場を見渡す。続けて「ワールドカップ、次はロシアだって言われてるけど、違うから。俺らで新しいワールドカップ作ろうよ」「ここからこっちはコロンビアになるから、これからは君たちが新しい日本になって戦っていこうよ」などといった謎の発言で会場を笑わせた。

ゲームサウンドを彷彿させるシンセサウンドが特徴の「Lucky People 2014」やライブの定番曲「A A U U O O O」でフロアはお祭り騒ぎに。石毛が「ここからはDISCOの向こう側へ行こうか、みんな!」と叫ぶとステージ上のミラーボールが増殖し、EX THEATER ROPPONGIがディスコのフロアへと変貌を遂げる。バンドは「We are」「DISCO!!!」のコール&レスポンスを繰り返し、「Monkey Discooooooo」「Keep Your DISCO!!!」といった“ディスコ曲”を連続でドロップ。「DISCO!」のかけ声とモッシュが発生したフロアは狂乱の様子を見せる。「Hyper Jump」が演奏され、観客は全力のジャンプで“応戦”。18曲を披露し終えたところで試合は“ゲームセット”となった。

the telephones「KICK OFF DISCO!!!2014」の様子。(Photo by Yuki Kawamoto)

アンコールでは石毛が「こういう本気でやる遊びに付き合ってくれるスタッフとオーディエンスのみんなに感謝します。ありがとう」と笑顔をこぼす。そしてメンバーの生まれ年を冠した楽曲「1984」とオーディエンスによる大合唱で会場中が満たされた「Odoru~朝が来ても~」の2曲を届け、この日の公演を締めくくった。

なおthe telephonesは本日7月13日に同会場にて“開幕公演”の2日目「PLAYBALL DISCO!!!2014」を開催。野球をテーマにどのようなライブが繰り広げられるのか期待が高まる。

the telephones「KICK OFF DISCO!!!2014」セットリスト

01. Don't Stop The Move, Keep On Dancing!!!
02. Take Me Higher
03. It’s Alright To Dance(Yes!!! Happy Monday!!!)
04. electric girl
05. Just One Victory
06. Aconite
07. Fire,Fire,Fire
08. Urban Disco
09. Ex-Boyfriend
10. I'm In Love With You
11. Space Communication
12. Starship Romance
13. Lucky People 2014
14. A A U U O O O
15. HABANERO
16. Monkey Discooooooo
17. Keep Your DISCO!!!
18. Hyper Jump
<アンコール>
19. 1984
20. Odoru~朝が来ても~

PLAYBALL DISCO!!!2014

2014年7月13日(日)東京都 EX THEATER ROPPONGI

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