12012、12月12日をもって無期限活動休止

12012が今年の12月12日をもって無期限で活動休止することを発表した。

彼らはアーティストとしての未来や、12012として表現するべき音楽を見つめなおしたいという、各メンバー共通の思いから活動休止を決めたとのこと。バンドは現時点で決定しているイベント出演およびワンマンライブを行ったのち、一旦活動を休止する。

宮脇渉（Vo）コメント

結成よりひたすらに自分達の音楽を求めて駆け抜けて来ました。そして、10年を迎え今一度自分達を見つめ直し、より自分達を納得させる活動を続けるには新しい一手を打たねばならないと考えました。それはとても勇気のいる事でこのまま活動を続ける事、解散という選択もありましたが、「無期限活動休止」という形が現在の自分達には当てはまっていると判断しました。これまで応援してくれた皆さんには心の底から感謝しています。そしてこれまでの自分達の楽曲、12012としての活動も誇りに思っています。たくさんの思いが駆け巡りますが、今はただ12012と改めて向き合い一曲一曲、一音一音大切に歌い切ってみようと思います。

酒井洋明（G）コメント

今の俺達には必要なことだとこの結論に至りました。今の俺は大好きな楽曲を作ることすら苦しく、次期作に全く手が付きません。この期間をこの先、自分に何ができるのか改めて見つめ直す時間にしたいと思ってます。

齋藤紳一郎（G）コメント

俺にとってこの1年間は何もかもが刺激でした。それは他のメンバーにとってもそうであったのだと思っています。でも、10年と言う月日が経ち、がむしゃらに前に進むだけの刺激だけではどうにもならない事も有るのだと感じています。確かに、俺は10年間を共に過ごしてはいませんが、それを強く感じ取れるほどに、1度時間を作る事が必要な時になってしまいました。7月に加入したばかりの俺を暖かく迎え入れてくれ、この10年間応援してきてくれたみんなには、とてももどかしい思いをさせてしまいますが、1度無期限の活動休止をさせていただきます。

塩谷朋之（B）コメント

なかなか言葉にするのが難しいですが、無期限活動休止という言葉を使わせてもらいます。続けたいのが本心ですが5人それぞれが、そして5人みんなで12012と純粋に向き合ってだした決断。深く考えて決めました。今も色んな思いが頭の中を幾重にも巡って、11年分の思い…平然を装ってはいますが自分が居なくなってしまうような感覚に陥ったりもしています。決まった後もライブに向けてリハーサルを行なったりしていて、そこにはいつもと変わらないものに似た空気があったりで…まだ実感わかないところもあるんだけど。12012は一生涯自分の真ん中にある、ずっと大切なバンドです。11年間やってきたことの全てが宝物。一つのものにこんな風に向き合うことがこれから先あるだろうか。色んなことを経験しました、生涯忘れることはないでしょう。今まで支えてくれてありがとね。あと数ヶ月、もうあと数ヶ月…落ち込んだり色々考えたりするのはやり遂げてからにします。絶対に悔いは残さない、まだ終わりじゃない。今もこのバンドを愛してやみません。メンバー、この4人が居てくれたことがどれだけ恵まれてることか。12月12日まで5人でしか鳴らせない音、響かせてくんでよろしく。ファンのみんなや関わってくれる人たち、支えられっぱなしの11年間でしたがどうかファイナルまでよろしくお願いします。全力でいくよ。

川内亨（Dr）コメント

初めに、急な発表になってしまって本当に申し訳ないです。制作活動、今後の展開を日々模索していく中で、12012の今後の未来についてメンバー全員、スタッフと話し合った結果「無期限活動休止」という形をとらせてもらう事になりました。活動してきた10年という年月、応援してくれるファン、関係者のみなさん。どれも自分達にとってはかけがえのない大切なもの、誇り、存在です。真剣に考えました。そして、自分達の勝手ではありますが、もう一度メンバー全員が見つめ直し、自分と向き合い、12012というバンドに対して一人一人が素直になれるまでの時間が必要だと判断しました。次いつ活動するのかはまだ今は分かりません。只今分かっているのは、12月12日まで全力でやろうというメンバー全員の意思。自分達の誇りを胸に、一つ一つの活動をやり切ろうと思ってます。大切なもの、存在だからこそ出した結論だということを伝えたい。