ポップカルチャーの変化と進化──アーティストたちが振り返る15年

ナタリー15周年に寄せて【音楽ナタリー編】

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Perfume

Perfume

あ~ちゃん

この15年で最も印象に残っていること

15周年おめでとうございます!
まだ15周年なの?!と貫禄さえ感じます(OvO)

私がナタリーさんに心から感謝お伝えしたいのは、私の人生の憧れaikoさんへの愛を語らせていただいた時のことです。
アルバム「時のシルエット」発売のため行われた3つのインタビューで紐解くaikoさんの記事で、1つはよゐこの有野さん、1つはご本人、そしてその1つを私、という超ミラクルド級アンビリーバボーな大役を担当させていただきました。((((;゚Д゚)))))))
思い出すだけで光栄すぎて、取材のお話をいただいたときにも取材の前日も当日の取材終わりも記事が出来上がって初めて読ませていただいた時にも……あぁ、自分は歌手になれたんだなぁという実感と、aikoジャンキーとしてはこの上ない喜びに涙涙で、感動がとまりませんでした。
あれ以来特番などテレビ出演でお会いできた際にはお話ししたり、最近ダンス習ってんねん♪ってお手紙いただいたり……(;ω;)♡aikoさんは相変わらずのド級の人の良さと愛らしさに、私は愛も変わらず大好きです!
あのときのこと、忘れません!
人生の恩師とのご縁を、ナタリーさんありがとうございました。

【関連記事】
aiko「時のシルエット」特集(2012年6月22日)

メッセージ

15年前は私は今ここにいられるとは到底1ミリも想像さえも夢夢にも思っていませんでした。
一発屋といわれてる人にいいなぁと思っていたし、一発屋にさえもなれると思えてなかったので、ポリリズムでたくさんのテレビやラジオに出させていただけたときにも、一発屋になれた!やったーーー!!とか言ってましたね(*^^*)
人生なにがどうなっていくかわからんもんです。エンターテイメントも私が知ってる時間の中でもたくさん変化してきました。
その中でもやはり私たちはまだ見たことのない体験したことのないことを実験するように自分達で自分を研究、開発していくことが好きです。そしてそれを同じ空間でお客様と一緒にLIVEで体感すること。自分達が、かっこいい~たまらん~!と思えることをこれからも続けていけたら、嬉しいです。
それはなにより3人でいること!
“3人いっしょ”は私にとって最強になれるんです。

かしゆか

この15年で最も印象に残っていること

SNS発信で一気に有名になる方が増えたという事。15年前よりも確実に誰にでもチャンスがあって自分を表現できる場所が増えたように思います。
その分、流行りの流れは早くなってイントロが長い曲は無くなっていき、短い時間で早く伝えなきゃスワイプされちゃう世界だなぁと怖くも感じています。

メッセージ

こんなにも移り変わりの激しい世界の中で変わらずに応援し続けて下さる方々に改めて感謝しています。
環境や生活、年齢が変わっていく中、音楽を聴かなくなる人もいるかもしれない。でもそれでも私たちは音楽を通してみなさんの生活に寄り添って少しでも背中を支えられたらなと思っています。
求めてくれる方がいる限り、私たちの音楽は続きます。

のっち

この15年で最も印象に残っていること

ナタリーさんとの15年。Perfumeとしてエンタメ業界にいられることは、奇跡です。最も印象に残っていること、で思い出されるのは志村けんさんとの出会いです。
武道館ライブ、東京ドーム、海外ツアーと、当時“大きな目標を掲げて達成する”ことが自然とモチベーションになっていた私は、次の目標を探していました。考えうる大きな目標を全て達成した先には、Perfumeでいる目的を失ってしまうかもしれない「不安」がありました。
そんな時に志村さんと対談する機会を頂きました。「もう今までやってきた自信があるから。凄いことをやってきたんだから。大きくジャンプする必要はない。ちょっとでも良いから右肩上がりで、ゆとりを持って。今までより深みのあるものができるから。」そんな優しい言葉を頂いて。パッと咲いてパッと散る、以外の、Perfumeがこの先も粋でいられるかもしれない「希望」をもらいました。
あの時もらった優しい中にも厳しさも混じるこの言葉を信じて、噛み締めて、今も前に進めています。この出会いに恥じぬよう、真摯に舞台と向き合っていきます。

メッセージ

ナタリーさん15周年おめでとうございます!! いつもお世話になってます!
何かニュースがある度に写真沢山載せてくれてありがとう!
「ザ・マスクド・シンガー」のイベントレポートの(写真55枚)には震えました!!! 撮りすぎだよ~!!!

【関連記事】
Perfumeあ~ちゃんと大泉洋の掛け合いにも注目?アマプラ新バラエティ放送間近(2021年8月30日)

大絶賛放送中のTBSドラマ「ファイトソング」の主題歌「Flow」も何卒よろしくしたいところですが、音楽ナタリーにて連載中「のっちはゲームがしたい!」も、超絶不定期積極闘魂鋭意制作中です。この流れでバックナンバー読んでください。面白いです!! よろしくお願いします!!!

【関連記事】
のっちはゲームがしたい!

Perfume(パフューム)

あ~ちゃん、かしゆか、のっちにより2000年に広島で結成。2003年に活動拠点を東京に移してからは、プロデューサーにCAPSULEの中田ヤスタカを迎え、インディーズレーベルで精力的に活動。2005年にシングル「リニアモーターガール」でメジャーデビューを果たす。2007年に「NHK環境・リサイクルキャンペーン」のCMソング「ポリリズム」が大ヒットし、テクノポップブームの火付け役となる。2022年3月9日にニューシングル「Flow」をリリース。この曲はTBS系で毎週火曜22:00から放送中のドラマ「ファイトソング」で主題歌としてオンエアされている。

Perfumeの記事まとめ

BiSH

セントチヒロ・チッチ

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

この15年で最も印象に残っていること

BiSHが生まれたことが私の1番の事件であり奇跡。
たくさんの幸せなこと悲しいことをエンタメの中で感じてきましたが、BiSH以上のことはないと思うくらい私の人生を変えたことです。

メッセージ

変わっていく時代の中で、変わらないものもあると信じて表現して生きていきたいです。良いものを良いと言える世界が広がっていって欲しいなと願います。

どんな時もBiSHを見守ってくれたナタリーさん、応援してくれるあなたに明日からも愛とありがとうを目一杯届けていきます。何卒。

BiSH(ビッシュ)

アイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dからなる“楽器を持たないパンクバンド”。2015年3月に結成、2016年5月にavex traxよりメジャーデビュー。2021年8月にはメジャー4thアルバム「GOiNG TO DESTRUCTiON」を発表し、年末に「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たした。2023年をもって解散することが決定しており、2022年は12カ月連続リリースや、各地でのライブ、BiSH主催フェスの開催が予定されている。

BiSHの記事まとめ

渡辺淳之介(プロデューサー / WACK代表取締役)

渡辺淳之介(WACK代表取締役)

この15年で最も印象に残っていること

自分ごとで申し訳ありませんが、BiSにコシノジュンコさんが加入した件。
あのニュースによって、著名人の方々がBiSのことを言及してくださり、
ネットの隆盛と世代を超えてボーダーレスになっていく様を感じました。

【関連記事】
BiSにコシノジュンコ加入、鮮烈ビジュアルも公開(2013年10月29日)

メッセージ

DEARナタリー、 15周年おめでとうございます!
15年前の僕は大学生でちょろっと音楽業界に片足を踏み入れておりまして
ナタリーを見ながら音楽業界をなんとかサバイブしておりました。
やがて数年後BiSというグループを作り、
いつかナタリーにバンバンニュースが載るような存在になりたいと切に願い、
恋い焦がれ、悩みに悩み、咽び泣いた夜もありました。
やがてバンバンと載せていただけるようになった時はもうそれはそれは
感無量でございました。
ニュース記事として一番アクセスを稼がせていただいたのは
“アイドルなのに野外で全裸、BiSが初シングルの衝撃PV公開”だと思います。
もう11年も前の話なのですね。
あのニュース記事のタイトルは秀逸すぎです。

【関連記事】
アイドルなのに野外で全裸、BiSが初シングルの衝撃PV公開(2011年7月6日)

DEARナタリー、これからも
末長くお付き合いいただければと思っております。
なんか僕の中でナタリーは家族のような兄弟のような恋人のような
はたまた赤の他人のような存在でございます!

渡辺淳之介(ワタナベジュンノスケ)

BiS、BiSH、EMPiRE、豆柴の大群、GO TO THE BEDS、PARADISES、ASP、WAggが所属する事務所・WACKの代表取締役、音楽プロデューサー。BILLIE IDLEの共同プロデュースをしたNIGOから“和製マルコム・マクラーレン”と称される。前例のない破天荒なプロモーション施策を次々と実施し、WACK設立前の2014年にはBiSの解散ライブとして神奈川・横浜アリーナ公演を成功させた。2018年12月にはBiSHが「第60回輝く!日本レコード大賞」で新人賞を獲得し、千葉・幕張メッセ公演で1万7000人を動員した。また近年は奇抜なラインナップで注目を集めるアパレルブランド「NEGLECT ADULT PATiENTS」を展開し、東京・渋谷区道玄坂にて同アパレルの製品やアーティストグッズを扱う店舗「MULTiPLE MANiACS」を経営している。

渡辺淳之介の記事まとめ

谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)

谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)

この15年で最も印象に残っていること

スカパラとして、メキシコのLunas del Auditorio(通称ルナス)という大きな音楽の祭典でベストパフォーマンス賞を頂いたことです。海外での受賞ですが、日本国内での活躍の結果として戴いたような気持ちでとっても嬉しかったです。そして、コロナのことがあってから後に行っている全てのライブが、自分にとってプレシャスです。

【関連記事】
スカパラ、メキシコの音楽アワードで受賞!感謝のスピーチ「スカに国境はありません!」(2019年10月31日)

メッセージ

個人個人で楽しめる世の中になってきていますが、楽しみ、喜びを共有することが出来るエンターテインメントは、益々この世の中に必要になってきています。そして、価値観の共有は新たな時代を形作ります。ただただ楽しく享楽的な文化も素敵ですが、継承し発展するような、持続可能なエンタメが増えていくことを願ってやみません。日本という素晴らしい国をもっともっと楽しんでいけますように!

東京スカパラダイスオーケストラ(トウキョウスカパラダイスオーケストラ)

NARGO(Tp)、北原雅彦(Tb)、GAMO(Tenor Sax)、谷中敦(Baritone Sax)、沖祐市(Key)、川上つよし(B)、加藤隆志(G)、大森はじめ(Perc)、茂木欣一(Dr)からなるスカバンド。1990年にシングル「MONSTER ROCK」でメジャーデビューを果たす。2001年からはメンバー作曲、谷中作詞でゲストボーカルを迎え入れる“歌モノ”に挑戦。田島貴男、チバユウスケ、奥田民生を迎え「“歌モノ”シングル3部作」をリリースした。2013年にはデビュー25周年の一環として亀田誠治をプロデューサーに迎えた「バンドコラボ3部作」を展開し、10-FEET、MONGOL800、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとのコラボシングルをリリース。2021年8月には「東京2020オリンピック競技大会」の閉会式でライブパフォーマンスを披露して大きな話題に。2022年3月には映画「ウェディング・ハイ」の主題歌「君にサチアレ」をシングルリリースする。

東京スカパラダイスオーケストラの記事まとめ

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

この15年で最も印象に残っていること

この15年で最も印象に残ってる事は、エンタメ業界だけでなく世界中が暗闇に落ちたようなコロナ禍の突入。
良くも悪くも「当たり前」「常識」をひっくり返させられました。
その分「学び」が多かったです。

改めて自分自身について、
そしてエンタメとはなんなのか
ここまで考えた事は正直無かったです。
未だに渦中ですが……
みんなで手を取り合って明るい未来を目指して、進んでいけたらと思います。

メッセージ

そして、15年前の自分は
中学生になった時期!!
身体は、ぷよぷよして坊主頭のサッカー少年でした。笑

その時はまさか自分がアーティストになるなんて思っても無かったです。

人生って何があるかわかりませんね!!
人生は一期一会。
人だけでなく、様々な事柄との出会いを大切に、
歌の道を極めていくべく精進していきたいと思います!!

この度は15周年本当におめでとうございます!!

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(ザランページフロムエグザイルトライブ)

2014年に開催され、EXILE新メンバーが決定した「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」、ボーカリストへの夢を持つ若者が集った「VOCAL BATTLE AUDITION 4」、世界の舞台での活躍を目指す若き精鋭が参加した「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」、これら3つのオーディションを通じて選ばれた、リーダー兼パフォーマーのLIKIYAと陣、ボーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人、パフォーマーの神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨からなる16人組ダンス&ボーカルユニット。2017年1月に1stシングル「Lightning」でメジャーデビューを果たした。デビュー5周年の記念日である2022年1月25日に4thアルバム「RAY OF LIGHT」を発表。春にはアリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 "RAY OF LIGHT"」の開催を予定している。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの記事まとめ

リョウガ(超特急)

リョウガ(超特急)

この15年で最も印象に残っていること

タイムリーですが、去年超特急結成10周年を迎え、同期のDISH//と数年振りにツーマンライブが出来た事は印象深く残っています。
仲間でもありライバルでもありこれからも切磋琢磨したいですし、また10年後に、より伝説的なイベントが出来たらなと思います。
また、プライベートで皿特急全員と遊びたいですね。その時はナタリー用に写真を撮っておきますね☆ 任せろ☆

【関連記事】
超特急とDISH//が記念日に叶えた“あの日の約束”大阪城ホールで鳴らしたそれぞれの10年と変わらない絆(2021年12月26日)

メッセージ

15周年おめでとうございます! 15年前の僕は事務所に入ってレッスンに通いながらゲーム廃人として日々過ごしていました☆
ナタリーさんはうちのスタッフさんなんじゃないかと思うくらいどの現場にもいらっしゃってくださる、もう身内のような存在です(^o^)
これからもナタリーさんに取り上げていただけるように頑張ります!

超特急(チョウトッキュウ)

5人組の“メインダンサー&バックボーカルグループ”。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たした。2017年4月にはデビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作で自身初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。2018年11月に3rdアルバム「GOLDEN EPOCH」をリリースし、12月には初のさいたまスーパーアリーナ公演を含むアリーナツアーを成功させる。2019年8月に沖縄県内で行われた全国ツアー最終公演をもって“全国開通”を達成した。2021年11月に4thアルバム「Dance Dance Dance」をリリース。

超特急の記事まとめ

※記事初出時、本文に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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谷中敦bot @yanaka1225_bot

ただただ楽しく享楽的な文化も素敵ですが、継承し発展するような、持続可能なエンタメが増えていくことを願ってやみません。【ナタリー15周年に寄せて(20220201)/https://t.co/BbH5CCcWWc】

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