「ウォンカ」で描きたかったのは天才が開花していく様子、制作陣がキャラの魅力語る

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映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の監督を務めたポール・キングと、製作を担当したデヴィッド・ヘイマンのコメントが到着した。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」場面写真

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「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ポスタービジュアル

本作では、ティモシー・シャラメ扮する若き日のウィリー・ウォンカが、世界一のチョコレート工場を作るまでの軌跡が描かれる。日本では公開初週の観客動員数・興行収入ともに1位を記録し、世界でも60の国と地域でオープニング第1位の好スタートを切った。

「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」シリーズのプロデューサーとして知られるヘイマンは、本作への参加経緯を「ウィリー・ウォンカのストーリーを翻案するプロジェクトのオファーをもらい、すぐに飛びついたよ」と振り返る。「ウォンカは(原作者)ロアルド・ダールが生み出したもっともアイコニックで輝かしいキャラクターだ。いたずら好きで、目をキラキラと輝かせ、素晴らしい想像力を持っている。情熱的な彼は、独自の世界で生きる芸術家と言えるだろう。少し奇抜なところがあり、周囲からはあまり理解されないけれど、人生に可能性を見出し、決して怖気付くことはない楽天家だ。映画の中心に置くキャラクターとしては最高だよ」とウォンカの魅力に言及した。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」メイキング写真。左からティモシー・シャラメ、ポール・キング。

これまで「パディントン」シリーズを手がけてきたキングは、本作で描きたかったウォンカについて語る。「本作ではみんなに愛され親しまれている過去の映画で描かれるウィリー・ウォンカになる以前の、若く純真で希望と楽観さにあふれていたウォンカを世界中の観客に届けたいと考えた」と述べ、「その頃のウォンカはお金はなくとも、今日よりもよくなるであろう明日を夢見ていた。私が描きたかったのは、想像しうるうえでもっとも素晴らしい形で天才が開花していく様子だった。つまり、ある男性が自分自身が何者かを知り、家族を見つける物語だ」と続けた。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」場面写真

劇中ではウォンカが、夢とチョコレートいっぱいの帽子を手に、チョコレートの町へやって来る。彼が頭の中で思い描くのは、町の中心にいつか作ると決心したキラキラと輝く世界一のチョコレート店。お金がなくなろうとも、町を牛耳るチョコレート組合に邪魔されようとも、あきらめず夢を追い続ける。キングはウォンカのキャラクター像について「将来についてとても明確なビジョンを持っており、それが実現できると信じているため、『ノー』という返事を決して受け入れない。偉大な発明家の仲間入りをするには確固たる決心、そして不可能は可能になると信じる心が必要だと思う。ウィリーは、誰かに『それは不可能だ』と言われたからと言って『それじゃ、あきらめるか』と考えるような人物ではないんだ」と熱く伝えた。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は全国で上映中。

映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」予告編

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映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」予告編

読者の反応

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tea @tea71640800

ウォンカとヌードル🎈
素敵な写真✨

【本文引用】
ウィリーは、誰かに『それは不可能だ』と言われたからと言って『それじゃ、あきらめるか』と考えるような人物ではないんだ

#ウォンカ
#ウォンカとチョコレート工場のはじまり https://t.co/sKfWdhMFhw

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