阪本順治が日プロ大賞で監督賞に、伊藤健太郎が感謝伝える「どん底から救ってくれた」

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第32回日本映画プロフェッショナル大賞の授賞式が本日6月17日に東京・テアトル新宿で行われ、「冬薔薇」で監督賞を受賞した阪本順治が登壇した。

第32回日本映画プロフェッショナル大賞授賞式の様子。左から阪本順治、伊藤健太郎。

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1992年に創立された日本映画プロフェッショナル大賞は、プロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家、映画ジャーナリスト、ミニシアター支配人、映画宣伝担当者ら選考委員の投票と、実行委員会の独自の評価により決定される賞。授賞式の開催は2018年の第27回以来、5年ぶりとなった。

阪本順治

「冬薔薇」は、ある港町で半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる青年・渡口淳が主人公の物語。淳役で主演を務めた伊藤健太郎から花束を手渡された阪本は「最近(関わりのある)監督とか僕のスタッフを見送ったり、弔いが多くてめげていましたけど、今回賞をいただくことになってもうちょっとがんばろうかなと思いました」とスピーチする。また「『冬薔薇』は伊藤健太郎ありきの企画なので、この賞は健太郎からのプレゼントでもあるのかなと思います」と話した。

伊藤健太郎

本作の制作を始める前に、阪本は伊藤とじっくり話す機会を設けたという。阪本は「まずその人を知ったうえで脚本を書こうと。そのまま脚本に反映させたわけではないけど、家族のことなど深いところまで話しました」と振り返る。伊藤は阪本について「一言では表せないというか、どん底から救ってくれた方だし、頭が上がらないと思う一方で、お父さんのように会話させていただけることもあって。僕の中では大事な大事な人です」と阪本との出会いについて感慨深げに語った。

阪本順治

映画ナタリーでは、授賞式の模様を引き続きレポートする。

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