玉城裕規、川上将大、瀬戸啓太、縣豪紀ら出演のサイコ映画が公開決定

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玉城裕規が主演を務めるサイコ映画「パラフィリア・サークル」が6月に公開される。

「パラフィリア・サークル」ビジュアル

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「パラフィリア・サークル」場面写真

「パラフィリア・サークル」場面写真

崖っぷちの小説家・玉川健斗がサスペンス小説に挑もうとしたところ、インターネットで知り合った自称“サイコパス狩り”という男に出会ったことから、4人の男たちの物語が絡まり合っていく本作。健斗役の玉城のほか、心の奥底に裏の顔を持つサラリーマン・佐川貴史を川上将大、恋人とのプレイに満足できず欲望の世界をさまよう大学生・森瀬京を瀬戸啓太、良家の令嬢と婚約しながら人に知られたくない秘密を持つエリート弁護士・栗野宗一を縣豪紀が演じた。ほかに三浦浩一大浦龍宇一イジリー岡田中山峻らも出演している。

「パラフィリア・サークル」場面写真

発表に際してメインキャスト4人に加え、監督の旭正嗣、脚本家の光伸春からコメントが到着した。

なお1月31日正午に製作支援のクラウドファンディングがスタート。5月または6月に公開記念イベントが行われる予定だ。

玉城裕規 コメント

玉城裕規

映画「パラフィリア・サークル」に玉川健斗役で出演しました玉城裕規です。
撮影したのはだいぶ前ですが、こうして公開出来る事を幸せに思います。
そして、、短い撮影期間ではあったけれど、濃密な時間の中、渾沌とした世界に居続けた感覚を覚えております。
この世界を観て下さった皆様がどう感じるのかがとても楽しみです。
沢山の方に届きますように。

川上将大 コメント

川上将大

この度映画「パラフィリア・サークル」に出演させていただきました、川上将大です。
今回はまた新しい挑戦をさせていただきました。
元々チャレンジしてみたい役柄だったのでとても刺激的な現場でした。
映画も面白いものになっていると思いますので、是非、新しい一面の僕にも注目していただきつつ、楽しんでください!

瀬戸啓太 コメント

瀬戸啓太

映画「パラフィリア・サークル」に出演させて頂きました森瀬京役の瀬戸啓太です。
今作の台本をいただいた時から色んな捉え方のある作品だなと感じていました。
見れば見るほど自分の解釈を見つけることができる、のめりこめる系の作品だと思います。
今回演じた森瀬京という人物ですが、自分の中に閉じこもるという点ではすごく共感できるところもありイメージはしやすかったです。ですが僕自身には共感出来ない快感を持ち合わせていたのでとてもいい経験になりましたし、人としての殻を破るという意味ではとても勉強になりました。
様々な人物を中心に途切れる事なく繋がっていく本作とても楽しめると思います。
是非劇場にてご覧下さい!

縣豪紀 コメント

縣豪紀

粟野宗一役を演じさせて頂きました、縣豪紀と申します。
この粟野という人物にはいろいろな顔があり、最初はすごくサイコパスな印象を感じました。仕事の顔、婚約者との顔、恋人との顔、暴力的な一面やクールな一面、熱い一面とても多面性がある役だと感じました。
しかし実際に台本をしっかりと読んでいくうちに、素直すぎるくらい素直で相手が求めている人物になりきるというか自分がそうであるような思い込みをし、それが本来の自分であるかのように相手に振る舞い、自分もそう思っている人だと思いました。
僕自身と重なるところはあまり無かったのですが、自分をどう見てもらいたいのか、こうあるべきではないかなどと考えたこともあったので、少なからずそこの部分はイメージすることができました。
撮影自体は短期間でしたが、キャスト同士で話し合えるところは話し合い、読み合わせなどもできたので良い雰囲気で臨むことができました。
もちろん本編もですが、メイキングなども沢山撮って頂きましたので、いろいろな角度から楽しんで貰えると思います。

光伸春(脚本家)コメント

今回の作品ですが、最初にお話をいただいた時には、オムニバスのサスペンスという企画でした。私もそのつもりでお話を作っていたのですが、出演者候補の俳優さん達とお話しさせていただくうちにその魅力に惹きつけられ、この出演者達をそれぞれ独立したお話の中で断絶させてしまうのは非常に惜しいと感じ始めました。その結果、当初は完全に別々のお話の集合体だったアイデアが、オムニバス風ではあるのですが一本の筋があり、最終的には全員が顔を合わせるという現在の形へと変化しました。

今作品は、サスペンスではありますが、愛のお話でもあります。形が一本にまとまり俳優さん達全員が共演する事で、各々が「普通」の尺度から逸脱した愛の形を持ち、各々が煩悶する、というテーマがより深く際立って描かれたのではないかと思います。
この作品に、いわゆる一般的な感性を持った人間はひとりも登場しません。全員が歪です。
しかし、それ故に純粋で、決して報われる事の無い愛を、是非見届けてあげてください。

旭正嗣(監督)コメント

最初に、プロデューサーから「サスペンス映画をやりたい」と言われて、即決で引き受けた。
というのも、アクションやヤクザもの、ホラーなどたくさん撮ってきたけれど、純粋なサスペンス映画は撮ったことがなかったので。
サスペンスといったらヒッチコック監督作品とかが思い浮かぶけれど、僕はそれを飛び越えて、1920年代のドイツ映画、とくにドイツ表現主義の嚆矢となったロベルト・ヴィーネ監督の「カリガリ博士」を真っ先にイメージした。現実か幻想かわからない、そういうイメージをイケメン4人の物語のオムニバスがいいかと考えたのだけど、脚本の光伸 春さんがオムニバス的でありながら上手く一つの物語にまとめてくれて、僕のイメージに近い本が上がってきた。

役者については、川上君、瀬戸君は元々知っていたのでイメージに合う役に当てはめて、主演の玉城君は初めて組んだけれど、座長的役割をしっかり果たしてくれたし、縣君は複雑な役柄を懸命に演じてくれてクオリティを出せた。
女優陣も時間のない過酷な撮影の中、難しい役をそれぞれ一生懸命演じてくれて、実際この映画の後で、僕の映画の常連になった子が多い。

コロナ禍の渦中の撮影であり、低予算映画の常でいろいろ問題もあったし難産だったが、いつもは完成して反省点ばかり残るのだけれど、今回は割と「出来の良い子」になったと思うし、自作として気に入っている作品になった。
日本の映画やエンタメの世界は、海外に後れを取ってとても厳しい状況にあるけれど、応援してくれる映画ファンが少しでも増えてくれることを願っています!

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よんだぶ シャドウバン?もう、どうでも良いです @yondabu

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