石井良和の「特撮喜劇 大木勇造」特報が公開、樋口真嗣らの応援コメントも

11

81

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 15 20
  • 46 シェア

石井良和による特撮コメディ映画「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」の特報と場面写真が解禁された。

「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」日本版ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全23件)

「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」新場面写真

本作では、コロナ禍で失意のどん底にたたき落とされた主人公・大木勇造が、突如として出現した巨大怪獣に立ち向かうさまが描かれる。石井の「混迷の時代にこそ、喜劇と特撮を絡めた娯楽映画で観客に楽しんでもらいたい」「日本特撮の“怪獣着ぐるみ”の伝統を後世に伝えたい」という思いから制作された。勇造役の藤田健彦をはじめ、草場愛町田政則らがキャストに名を連ねる。

「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」新場面写真

「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」新場面写真

YouTubeで公開された特報では、怪獣がマスクを吸い込むさまや、大木ら“変人軍団”が怪獣に立ち向かっていく様子が確認できる。また本作を鑑賞した樋口真嗣は「喜劇と謳いクネクネと歌い踊る本作も石井監督の日頃から鬱積していたであろう、諸事万端有象無象に向けた怒りのエネルギーが炸裂して映画のタガが外れる勢いだ」とコメント。特撮美術監督の三池敏夫は「奇想天外な人物たちと巨大怪獣の戦い。これぞ石井良和ワールド。特撮の出来栄えも抜群です」と絶賛した。

「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」は12月9日より東京・池袋HUMAXシネマズで公開。

樋口真嗣(映画監督)コメント

怒りは創作の原動力だ。
怒りのない創作物は弛緩したマニュアルに過ぎない。
喜劇と謳いクネクネと歌い踊る本作も石井監督の日頃から鬱積していたであろう、
諸事万端有象無象に向けた怒りのエネルギーが炸裂して映画のタガが外れる勢いだ。
でも犬はかわいいぞ。

三池敏夫(特撮美術監督)コメント

突然リストラされたサラリーマンの奇妙な運命。
最後には大怪獣に立ち向かう羽目になる。果たして結末は!?
奇想天外な人物たちと巨大怪獣の戦い。これぞ石井良和ワールド。
特撮の出来栄えも抜群です。

J.D.リーズ(「G-FAN」編集長)コメント

怪獣とコメディで映画を作るのは難しい。
石井監督は、よくぞやってのけた!
すべての世代に向けられた映画を作ってくれて嬉しいです!

ファビアン・マウロ(ファンタジー映画評論家)コメント

「大木勇造」のような、
インディペンデント映画におけるクレイジー・フィルムのお蔭で、
怪獣映画に新鮮な血が流れる。
モンスタースーツは、情熱と手作業への愛の具現です。

メイド・イン・アジアン・シネマ(映画情報サイト)コメント

大爆笑! やっぱり日本人はイカレテいる!
何と、パンデミック怪獣映画! そして、偽ブルース・リーまで!
素晴らしい発想だ!

ホセ・ルイス・レボルディノス(サンセバスチャン国際映画祭ディレクター)コメント

子供の頃から、
日本特撮映画のモンスタースーツやミニチュアに憧れていた。
石井監督のように、
今でもその伝統を守ろうとする者は偉大である!

アルゼンチン・シネフィクション(映画誌)コメント

この映画を前にして、
昔からの怪獣映画ファンも、
新参者のファンも仰天するに違いない。

この記事の画像・動画(全23件)

もっと見る 閉じる
(c)TEAM BETTER TOMORROW

読者の反応

器用ビンボーZin @azatousu

石井良和の「特撮喜劇 大木勇造」特報が公開、樋口真嗣らの応援コメントも https://t.co/f1zbG1oWrJ #スマートニュース

コメントを読む(11件)

おすすめの特集・インタビュー

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦 / 石井良和 / 樋口真嗣 / 藤田健彦 / 草場愛 / 町田政則 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。