SUMIRE主演「階段下のゴッホ」に朝井大智、田辺桃子、石川瑠華、高橋侃ら8名

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SUMIRE神尾楓珠が共演するドラマ「階段下のゴッホ」の新キャストが明らかに。朝井大智田辺桃子石川瑠華高橋侃、秋谷郁甫、田中隆三美波利重剛が出演する。

左上から時計回りに利重剛、朝井大智、田辺桃子、田中隆三、秋谷郁甫、高橋侃、石川瑠華、美波。

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「階段下のゴッホ」ビジュアル(撮影:山田智和)

本作は大手化粧品メーカーで働く30歳の鏑木都が、とある絵画との出会いから一念発起して、画家になる夢を叶えるべく東京藝術大学への入学を目指す物語。仕事と両立する形で美術予備校に入学した都は、才能の塊であるが6浪中の青年・平真太郎と出会う。映画「わたしたちの家」「転がるビー玉」で知られる、東京藝術大学大学院出身の加藤法子が脚本を執筆。SUMIREが都、神尾が真太郎を演じる。

このたび化粧品メーカーの社員や予備校生など、都と真太郎を取り巻く人々のキャストが明らかに。無謀とも言える都の挑戦を見守る気さくな上司・源洋二役でドラマ「最愛」の朝井、都や洋二と関わる新進気鋭のカメラマン・夏目きいろ役でドラマ「ゆるキャン△」の田辺が起用された。美術予備校の個性的な生徒役で映画「猿楽町で会いましょう」の石川、ドラマ「先生を消す方程式。」の高橋と秋谷が出演。また、喫茶ついんずのマスター・芦屋博康を「相棒」シリーズの田中、悩む生徒たちと向き合う予備校講師・綿貫明世を映画「MINAMATAーミナマター」の美波、ある人物の運命を大きく左右する画廊主・綿貫豊を映画監督で俳優の利重が演じる。

キャスト8名によるコメントは下記に掲載。演出・プロデュースを担う小牧桜は「美術の世界を舞台にしたドラマらしい、本当に個性豊かな出演者が揃ってくださいました。誰しもが骨太な自分を持っていて、常にその魅力を最大限に表現しようと、盛んにアイデアを出し合ってくださいます。現場に入ってみて初めて気づく発見を芝居に生かす柔軟性。どうしたらより良い形になれるかのセッションを楽しんでくれるカッコよさ。男女、年齢、転がる垣根をひょいと飛び越えて、笑顔が素敵な皆さんが『階段下のゴッホ』の世界を彩る様を、是非ご覧いただきたいです」と語っている。

「階段下のゴッホ」は9月20日にTBSでスタート。毎週火曜24時58分から放送される。Paraviでは1週間先行で有料配信。

朝井大智 コメント

朝井大智

源洋二を演じるにあたって特に意識していたのは、大人の優しさを表現できたらと思っていました。僕自身はよく子どもっぽいと言われるので、素が出ないように気をつけながらも、洋二にも少し天然な子どもっぽい所があるので、そこは素で演じさせていただいています。
多くの方は子どもの頃に抱いた夢が少なからずあると思います。ただ様々な理由により、実現や夢を追うことを諦めてしまっている人も多い中、この作品の登場人物は色んな環境と戦いながら自分の夢や信念に向かって進んでいく姿が心に響くと思います。
今を必死に生きている都や真太郎たちがどう変わり成長していくのかを注目して観ていただきたいです。

田辺桃子 コメント

田辺桃子

私が演じた夏目きいろというキャラクターは、自分の「すき」な人・ものを心から大切にしていて、ものづくりへの強烈なパッションや、思ったことをそのまま言葉にできる素直さを持っています。そのまま過ぎて人付き合いがちょっとポンコツだったり、都たちをガンガン振り回すというような奇想天外さもクスッと笑えて愛くるしいです。…とは言いつつ自分と結構似ている部分があるので、こう書くと少し恥ずかしいのですが(笑)。なのであまり構えずそのままで、きいろだったらこっちだな、と思い切り自由に演じさせていただいています。
「美術」と聞くと少し堅苦しく感じる方もいるかと思いますが、この作品はそのイメージがちょっと変わるのではないかと思います。少なくとも私はそうでした。美術品だけでなく作品を通して色味や“個性の色”が煌めきあっています。年齢は関係ない! 都やきいろたちの青春を是非楽しんでもらえたらうれしいです。

石川瑠華 コメント

石川瑠華

私の演じるハナのイメージを小牧監督に聞いたとき「人とすぐに仲良くなれてしまう人、人の懐に入るのが上手い人」と仰っていて、「今の自分と真逆だ…」と思い、役に飛び込むようにハナに変わろうとしました。ハナの好きな芸術家の方々を決めてくださっていたので、その方々の作品や生き方、言葉などを頼りに役作りをしました。
私自身、美術のことをあまり深く知らなかったのですが、この作品を通じて出口のない迷路のような美術の世界を体験し、夢中になりました。美術の世界に興味を持つきっかけとなればいいなと思うと同時に、“自分らしくいること”に対して何か心に届くものがあればうれしいです。是非、ご覧ください!

高橋侃 コメント

高橋侃

最初に、カメラ外での草介とハナとの3人の雰囲気作りを大切にしようと思いました。栗林って空気が読めるというか、読めてしまうのがどこか自分の足枷になって、それでもってその立ち回りをすんなりできる人と理解できた瞬間がありました。立ち位置を意識しながら、けれどあくまで僕として、たくさん草介やハナとコミュニケーションを取るようにしました。僕らの雰囲気が出来上がっていないと、都や真太郎との関係性が成立しない、2人が上手く僕らの中に入ってこられないと思ったからです。カメラの前で演じるというよりは、カメラ外で起きているそのままの雰囲気が画面から伝わるとうれしいなと思っています。
美術の世界の中の嫉妬や葛藤やもどかしさ、厳しさ、そして一つの白いキャンバスに自分の好きな描き方で好きな鉛筆の硬さでデザインを投影していく楽しさ、奥深さをこのドラマを通して教えていただきました。是非ご覧ください。

秋谷郁甫 コメント

秋谷郁甫

僕が演じた早川草介という役は、なんでもわりと平均的にはこなせるが、「自分の表現とは何か」を常に模索している少年です。胃腸が弱く引っ込み思案という設定でしたので、まずは胃腸が弱い時には人間はどうなるかなど、色々な役へのアプローチを自分なりに考え撮影に挑ませていただきました。また、僕自身も役者として常日頃「自分なりの表現とは何か」と葛藤していることもあり、草介の気持ちに寄り添いながら演じることができていると思います。
本作は個性的なキャラクターたちが集まり、「美術」というテーマの中で自分らしく自分の色で物語が進んでいきます。草介が彼なりに悩み、選択し、どのように成長していくのか、ぜひ注目して観ていただきたいです!

田中隆三 コメント

田中隆三

私自身、ゴッホの絵が好きです。星月夜なんて、たまりません。ゴッホが生前、生活苦だったことは有名ですが、それでも好きな絵を描き続けたのです。作者によらず絵の持つ魅力は、色んな感動を与えてくれます。そんな題材を扱ったこのドラマは希少だと思いました。
「好きな事と生きていく(働く)事を二刀流で考えても良いじゃないか?」と思う主人公と取り巻く若者をいつの間にか応援したくなっている喫茶店のマスター、それをありのまま演じている私がいました(笑)。

美波 コメント

美波

私は元々絵を描くのが好きで、美術や表現に対する情熱を題材にしたこの作品に参加できることがうれしかったです。私が演じた明世は独特な世界観と鋭い洞察力をもっていて、時には厳しく、生徒たちをより良い将来へ導いていく予備校の教師です。決して甘い道を歩んでいない、人生経験が豊富な女性画家をイメージして演じています。
「階段下のゴッホ」は、夢を諦めきれない方、まだ見ぬ夢を見つけたい方におすすめのドラマです。

利重剛 コメント

利重剛

好きなものを好きと素直に言える世界であってほしい。制作・演出チームの想いが柔らかく優しく詰まっている作品ですね。いただいた台詞もどれもこれも腑に落ちる言葉ばかりで、声に出すのが心地よかったです。みなさんの背中をそっと勇気づける作品になったらいいな。

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(c)「階段下のゴッホ」製作委員会

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Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld

Supporting cast lineup of TBS Summer 2022 drama "Kaidanshita no Gogh" starring SUMIRE & Kamio Fuuju - Asai Daichi, Tanabe Momoko, Ishikawa Ruka, Takahashi Nao, Akiya Ikuho, Tanaka Ryuzo, Minami & Rijuu Go; starting from 20 Sep 2022
https://t.co/CMb9gpBGth https://t.co/kQUZZ2AsU7

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