時間が半日進み、肉体が3日若返る?平凡な夫婦が“ヘンな穴”にハマる悲喜劇

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フランスの映画監督カンタン・デュピューの最新作「Incredible But True(英題)」が「地下室のヘンな穴」の邦題で、9月2日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開される。

「地下室のヘンな穴」チラシビジュアル

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殺人タイヤの恐怖を描いたホラー「ラバー」や鹿革のジャケットと親密になる男の狂気を描いた「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」といった怪作で知られるデュピュー。「地下室のヘンな穴」 では、そこに入ると「時間が12時間進み、肉体が3日若返る」という奇妙な穴が物語の軸に。若さと老い、ジェンダーやセックスをめぐる風刺が盛り込まれた悲喜劇で、平凡な夫婦が新居の地下室にある穴にのめり込み、人生を一変させてしまうさまが描かれる。

「地下室のヘンな穴」

「恋愛睡眠のすすめ」のアラン・シャバが夫のアラン、「ジュリアン」のレア・ドリュッケールが妻のマリーを演じたほか、「彼は秘密の女ともだち」のアナイス・ドゥムースティエ、「ピアニスト」のブノワ・マジメルが出演。第72回ベルリン国際映画祭に正式出品され、「チャーリー・カウフマンやスパイク・ジョーンズに通じる(The Guardian)」「『パラサイト 半地下の家族』の地下よりもっと奇妙(Variety)」「独創的で、生き生きとしていて、ちょっとばかばかしい(The Hollywood Reporter)」といった評価を集めた。

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(c)ATELIER DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINÉMA - VERSUS PRODUCTION – 2022

読者の反応

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SYO @SyoCinema

あの狂気の殺人タイヤ映画『ラバー』監督最新作、9/2公開!

時間が半日進み、肉体が3日若返る?平凡な夫婦が“ヘンな穴”にハマる悲喜劇 https://t.co/K5n1q560Uk

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