「フルーツバスケット」沢城みゆきがアフレコ準備語る、細谷佳正は「キてしまった」

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「フルーツバスケット -prelude-」の公開記念舞台挨拶が2月20日に東京・新宿バルト9で開催され、声のキャストの沢城みゆき細谷佳正石見舞菜香島崎信長内田雄馬が登壇した。

「フルーツバスケット -prelude-」公開記念舞台挨拶の様子。

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2019年より放送されたテレビアニメ「フルーツバスケット」は、女子高生の本田透と、異性に触れると動物に変身してしまう由希、夾ら草摩家の面々を描く物語。アニメシリーズ総集編に新作映像を加えた「フルーツバスケット -prelude-」では、透の両親・今日子と勝也の物語や、高屋奈月が新たに描き下ろした透と夾のテレビシリーズ後のストーリーが展開される。沢城が今日子、細谷が勝也に声を当て、石見は透、島崎は由希、内田は夾に息を吹き込んだ。

沢城みゆき

細谷佳正

石見舞菜香

沢城が「透が出ているシーンはすべて見どころ。娘の晴れ舞台を見ている気持ち」と母親役らしく述べると、内田と島崎は「今日子さんもすごくかわいい。中学生から親になる今日子さんまで観られるのもかわいい」とコメント。細谷は「絶対泣くもんかと思っていたけど、キてしまった」、石見は「お母さんとしての一面だけでなく少女時代の恋するお母さんを見ることができて、フルーツバスケットの新しい一面を見れました」と思いを口にした。

島崎信長

内田雄馬

監督の井端義秀から託された質問を島崎が読み上げる場面も。「アフレコの前にいつもどのような準備をしているのでしょうか?」という問いに沢城は「原作とアニメの演出で変わっている部分の意図の把握や、キャラクターの感情の琴線の位置を事前に探すようにしている」と返し、「テストと本番の差をどのように考えて収録に臨んでいるのでしょうか?」という問いには島崎が「テストでうまくいくと逆に本番が難しく感じてしまうので、(テストと本番の差は)極力考えないようにしている」と答えた。また内田へは「アニメ後半に行くにつれてトゲが抜けていく夾や、今回の後日談の夾に演じやすさは感じましたか?」という質問が飛んだ。内田はアフレコの際「夾が溶けている」と指摘されたことを明かし、「(夾が)デレすぎていると言われてしまって。透と夾の2人を見て愛しいと思っている自分の感情が前面に出てしまったので、本番では不器用さの残った夾に戻しました」と当時を振り返る。

最後に沢城は「観ていただいたものが私たちのお伝えできるすべてです」と言い、「私自身この作品を10代のときに読んでも30代になってから読んでもやっぱり大好きだと感じますし、さらに歳を取ってから読んだらまた違うところが刺さるかもしれません。じっくり作品を楽しんでいける仲間に出会えたことがうれしいです。皆さん、10年後にまたお茶しませんか」と会場のファンへ語り掛け、イベントの幕を閉じた。

「フルーツバスケット -prelude-」は公開中。

※島崎信長の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

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(c)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

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タヌえもん @3t4uAbmx

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