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中国出身の
河瀬は「中国と日本の懸け橋になりたいというポン・フェイ監督の思いがこの作品には込められていたと思います。30代の監督が奈良県御所市で、たくさんの方々の支援によってこの作品を作れたことは、なら国際映画祭としても感無量です。奈良がこんなにも美しく、温かい人々がいる街なんだということが世界に発信されたのではないかと思っています」と挨拶する。
河瀬とともに
また、河瀬はポン・フェイが本作にサプライズ出演していることに触れつつ「言葉を必要としないでユーモアのある撮影ができる。それがポン・フェイなんです! だから、ある時期から一切撮影には口出しをしないようにしました。私は國村隼さんのキャスティングをしたり、永瀬正敏くんにも友情出演してもらったりとプロデュース業に専念させていただきました」と回想。そして「日中国交正常化50周年という節目で残留孤児について描くことはとても繊細なことで、ポン・フェイ監督と、奈良に住んでいる残留孤児の方々にたくさん取材しました。少し難しいと感じてしまうテーマですが、歴史的背景をポップなアニメで表現するなど、優れた素晴らしい表現をしてくれました」と伝えた。
「再会の奈良」は奈良県で先行上映後、2月4日より大阪のシネ・リーブル梅田、東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。
※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記
河瀬直美の映画作品
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