「ロングデイズ・ジャーニー」著名人の鑑賞コメント到着、椎名林檎は「えっちです」

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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」より、映画監督の大九明子、音楽家の椎名林檎ら著名人の鑑賞コメントが到着した。

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」ポスタービジュアル

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凱里ブルース」で知られる中国の新鋭ビー・ガンが監督を務めた本作は、父の死をきっかけに故郷・凱里(かいり)へ里帰りしたルオ・ホンウを主人公とした作品。有名女優と同じ名前を持つ女の面影を追って、ルオが現実と記憶と夢が交錯する旅へ出るさまを描く。

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」

椎名は「既存の方程式とはまったく異なる術で、観ているこちらの夢と現を侵してくる。あくまで徐ろに、甘やかに。えっちです」とコメント。さらに「勝手にふるえてろ」で知られる大九は「過去と現在と夢が、情け容赦なく行き来するモンタージュ。落ちるように引き込まれ、脳内に染み込んだ。目を瞑ると今も、深い緑」と語っている。

そのほか「鉱 ARAGANE」の小田香、「わたしたちの家」の清原惟、女優のしゅはまはるみ洞口依子によるコメントも下記に掲載。またWeb限定となる新予告がYouTubeで公開中だ。

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」は、2月28日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国で順次ロードショー。なお「凱里ブルース」も4月より東京のシアター・イメージフォーラムほかで公開される。

※「凱里ブルース」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

小田香 コメント

現実と夢の境界を彷徨う時間旅行。
覚醒したままみる夢は、暗闇の向こうにいるあの影を呼ぶ。
ビー・ガンの夜が、沈んでいた記憶の澱を触ってくる。

清原惟 コメント

ビー・ガンは魔法の杖も呪文も持たずに、現代でも魔法が使えることを証明してくれた。
その魔法が見せてくれた風景は、今までわたしたちが見たことのないものでもあり、故郷のように親しくもあった。

しゅはまはるみ コメント

走馬燈を見ているようだった。いざなわれて「眼鏡」をかけた瞬間から、見ていたのは自分自身の夢だったのかもしれない。色彩が、細部が私の身体に未だに纏わりついてくる。私はビー・ガン監督の虜になってしまったのかもしれない。

洞口依子 コメント

映画の魔法は存在するのだと、観客に憑くビー・ガン作品。
3Dのワンシークエンスは圧巻。
ギリシャ悲劇におけるコロスのようなミャオ族の合唱と共に、
過去と現実と夢が交差するあの地点へトランスする。

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