日本国憲法を擬人化した一人芝居「憲法くん」もとにしたドキュメンタリー公開

13

461

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 35 60
  • 366 シェア

芸人・松元ヒロによる日本国憲法を擬人化した一人芝居「憲法くん」をもとにしたドキュメンタリー「誰がために憲法はある」が、4月27日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。

「誰がために憲法はある」チラシビジュアル

大きなサイズで見る(全6件)

「誰がために憲法はある」

「誰がために憲法はある」

松元が20年以上にわたり演じ続ける「憲法くん」は、日本国憲法の大切さをユーモアを交えて伝えるもの。「誰がために憲法はある」では原爆の悲劇を伝える朗読劇を毎年全国で行ってきた女優の渡辺美佐子に焦点が当てられる。2019年に朗読劇の幕を閉じることを発表した渡辺と仲間たちの思いを映し出すドキュメンタリーパートと、渡辺が“憲法くん”を演じる演劇パートで構成された。

「誰がために憲法はある」

「誰がために憲法はある」

監督は原発事故のあった福島の農家を追った「大地を受け継ぐ」を発表し、「止められるか、俺たちを」の脚本家としても知られる井上淳一。若松プロダクション出身である井上は「『映画を武器に世界と闘う』とは、我が師・若松孝二の言葉だが、憲法改正がいよいよ現実のものとなってきそうないま、表現にかかわる者の端くれとして、何もしなくていいのか。そういうやむにやまれぬ思いから、この映画を作った。戦争の記憶が薄れ、憲法にこめられた理想が忘れ去られつつあるいまこそ、ひとりでも多くの人にこの映画が届くことを願うのみである」とコメントしている。

この記事の画像(全6件)

(c)「誰がために憲法はある」製作運動体

読者の反応

松元ヒロ @matsumotohiro

日本国憲法を擬人化した一人芝居「憲法くん」もとにしたドキュメンタリー公開(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/1IyE8Y54zR

コメントを読む(13件)

おすすめの特集・インタビュー

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 誰がために憲法はある / 松元ヒロ / 渡辺美佐子 / 井上淳一 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。