「かぞくいろ」釜山で上映、青木崇高が國村隼の役を「今回は悪魔のようではない」

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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」のワールドプレミアが10月5日に第23回釜山国際映画祭にて行われ、キャストの國村隼青木崇高、監督の吉田康弘、エグゼクティブプロデューサーの阿部秀司が出席した。

第23回釜山国際映画祭に出席した國村隼。

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「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」ポスタービジュアル

上映前の舞台挨拶で青木は「國村さんは今回(『哭声/コクソン』の)悪魔のような役ではなく、とても素敵な役で出ていらっしゃるので映画を楽しんでください」と挨拶し、会場の笑いを誘う。「哭声/コクソン」にて韓国の映画賞・青龍映画賞で男優助演賞と一般投票による人気スター賞に輝いた國村は「この釜山国際映画祭に戻ってこれて本当にうれしいです。一般のお客様にご覧いただくのは今回が初めて。それをこの映画祭のお客様に、目の肥えた韓国の方たちに届けられて本当にうれしいことです」と喜んだ。

第23回釜山国際映画祭の様子。左から吉田康弘、國村隼、青木崇高、阿部秀司。

第23回釜山国際映画祭の様子。

上映後には4人が再登壇し、観客からの質問に答えるQ&Aを実施。温かい役柄が印象的と感想を伝えられた國村は「それぞれちょっと不器用で、人と人との関わりがあまり上手にできない人間たちが出てきます。特に本作の中心である世代の違う3人が、家族というものを新しく自分たちの意思で作り上げる、そんな作品です」と語る。また、鉄道運転士を目指す役柄を演じる有村架純について吉田は「あまり過去の説明をしない映画にしたかったので、セリフ以外の表情でもすべてを繊細に表現できる有村さんだからこそ決めました」とキャスティングの裏側を明かした。

また、同映画祭でアジアの新人監督を対象としたコンペティションであるNew Currents部門の審査員を務める國村は、記者会見にも出席。俳優として審査をするうえでのポイントを問われると「監督とまた別の目線だと思いますが、自分が作品の撮影現場に参加しているイメージで作品を観るかと思います」と回答した。第23回釜山国際映画祭は、10月13日まで韓国・釜山にて開催される。

「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」は、地方のローカル線を舞台に人々の絆を描く「RAILWAYS」シリーズ第3弾。有村扮するシングルマザーの晶が、亡き夫の故郷である鹿児島で肥薩おれんじ鉄道の運転士を目指す姿を描き出す。11月23日に鹿児島と熊本にて先行公開され、その後11月30日より全国ロードショーとなる。

※吉田康弘の吉はつちよしが正式表記

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(c)2018「かぞくいろ」製作委員会

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