玉城裕規、「一人の息子」Tシャツお渡し会でさらなる飛躍誓う

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本日7月7日、「一人の息子」のキャスト玉城裕規が、東京・ヴィレッジヴァンガード渋谷本店で開催された「多名賀優子デザイン・一人の息子オリジナルTシャツ」お渡し会に出席した。

玉城裕規

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Tシャツを手渡す玉城裕規(右)。

「一人の息子」は馬場良馬と玉城のダブル主演作。「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」公演のため、北九州に滞在していた玉城は「北九州から戻りまして、ここにたどり着きました。馬場(良馬)さんの思いを背負ってこのTシャツです」と衣装に選んだTシャツをアピールし、「今日から映画が上映されるので楽しんでください」と挨拶する。そして会場に駆け付けたファン1人ひとりと笑顔で会話をしながらTシャツを手渡していった。

玉城裕規

お渡し会に参加した感想を尋ねると、玉城は「不思議な空間にいるなという気持ちです(笑)。自分の口から告知をしていない中で、こんなに集まっていただけたのはやっぱりうれしいです」と顔をほころばせる。そして「『(映画の公開)初日おめでとうございます』と声をかけていただいたり、舞台の本番中だったのでその作品についての話をしました」とファンとの会話を振り返り、この日手渡したTシャツのデザインについては「自分はこう見えているんだなと。馬場さん、こんなに顔薄かったっけな?とも思いました」と言及する。

「一人の息子」ビジュアル

2017年10月頃に撮影が行われた「一人の息子」。その封切りを迎えた心境を「上映は何度かやっていたので、今日からようやく公開なんだ!という気持ちです。時間がゆったりと流れる作品なので、たくさんの方々に観ていただきたい」と明かす。さらに「日常的な描写があったり、時間が自然に流れている作品が好きなので、今回初めてそういう作品に携われた。それはうれしかったですね」と本作に参加した喜びを噛み締め、「この作品を通して、僕自身も自分の家族のことを考えたんです。観ていただいた方にも、周りの方たちを大切にしてもらえたらなと思います」とファンにメッセージを送った。

「お声をかけていただけなかったら『何故だ』とちょっと責めます(笑)」と、冗談を交えながらも監督・谷健二の次回作への参加に意欲を見せた玉城。「僕自身は『GO』という作品を観て役者をやりたいと思ったので、行定勲監督の作品に携われたら。そのために精進します」とさらなる飛躍を誓い、俳優の活動以外で挑戦したいことに関しては「1人旅! イタリアのヴェネツィアなどヨーロッパの国々に行きたいです。ゆったり散歩をしてお酒を飲みたいです」と語った。

「一人の息子」では、馬場演じる山内樹と玉城扮する倉田歩の人生が、ある書類によってつながっていくさまが描かれる。東京・ユーロスペースで1カ月間レイトショー上映中。その後、ロケ地である群馬を中心に全国で順次公開となる。

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(c)『一人の息子』製作委員会

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