「バーフバリ」監督が来日!新宿での絶叫上映を体感し「シンクロしている」

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インド映画「バーフバリ 王の凱旋」の絶叫上映が本日4月26日に東京・新宿ピカデリーで行われ、監督を務めたS・S・ラージャマウリ、プロデューサーのショーブ・ヤーララガッダが登壇した。

S・S・ラージャマウリ

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本日の舞台挨拶は絶叫上映のあとに行われた。しかし一切疲れた様子を見せない観客たちは「バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!」という歓声を上げ続ける。そして熱気であふれる会場に登場したラージャマウリとヤーララガッダを、大喝采と拍手で迎えた。

S・S・ラージャマウリ

ラージャマウリは「コンバンハ!」と日本語で挨拶し、「日本の盛り上がりを今この場で体感することができるのは夢のようだ」と笑顔を見せる。前作「バーフバリ 伝説誕生」が誕生したきっかけを聞かれると「私の父がキャラクターの発想を持っていたんだ。シヴァガミ、カッタッパ、バラーラデーヴァらは非常に強い印象を受けるキャラクターだった。そこから始まった」と説明。また俳優陣が役に入り込めるよう知恵をしぼったと述べ、「それぞれの役者が演じるキャラクターが主人公かのようにストーリーを伝えたんだ。みんな『あ、自分が中心なんだ』と思い、役に入り込んでくれたよ」と裏話を明かし、観客の笑いを誘った。

左からS・S・ラージャマウリ、ショーブ・ヤーララガッダ。

日本でもロングラン上映されているほか、インドでも記録的なヒットとなった本作。ラージャマウリはインドでの上映に関して「公開された直後はとても盛り上がっていて、みんなが絶叫しているからほとんど俳優の声が聞こえないんだ。それにスパゲッティなどを上に投げる人もいるから、スクリーンも見えなくなる。なんのためにお金を払っているんだろう(笑)」と冗談交じりに話す。今回の日本での絶叫上映はインドとは異なっていたようで、「絶叫がシンクロしているよね。世界的にも類を見なくて素晴らしい」と驚いた様子だった。ヤーララガッダはコスプレした観客たちを見ながら「インドでは見られない光景で、本当に素敵だと思う」とほほえむ。

S・S・ラージャマウリ

「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」ポスタービジュアル

現在公開中のインターナショナル版より26分長い「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」が、6月1日より新宿ピカデリーほか全国で順次上映されることが決定している。見どころを尋ねられたラージャマウリは「インターナショナル版とオリジナル・テルグ語版、どちらがいいとは私には言えないよ。息子か娘のどちらかを選べと言われているようなものだね。でもオリジナル・テルグ語版のほうが、感情などの余韻には長く浸ってもらえると思う」と解説。MCから続編に関する質問が飛ぶと、「『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』が皆さんからこんなに愛されているから、私たちの強運はここで尽きたよ」とお茶目に語りながらも、優れたストーリーが浮かんだ場合は続編を作る可能性があることを明かした。

ステージを去ることが名残惜しい様子のラージャマウリは「皆さんの愛と応援を持ってインドに帰るよ」と宣言。すると、それ以上にラージャマウリとの別れを悲しむファンから再び「バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!」というエールが。会場が一体感に包まれる中、ラージャマウリはお辞儀をしてステージを去って行った。

「バーフバリ 王の凱旋」は、父が裏切りによって命を絶たれ王座を奪われたことを知った息子シヴドゥを主人公とする作品。シヴドゥがマヘンドラ・バーフバリと名乗り、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑むさまが描かれる。

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