「いぬやしき」佐藤健が木梨憲武の炊き出しに「お餅すごく食べたかった」

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本日3月29日、実写版「いぬやしき」の完成披露試写会が東京・TOHOシネマズ 日比谷で開催され、キャストの木梨憲武佐藤健本郷奏多三吉彩花、監督の佐藤信介が出席した。

「いぬやしき」完成披露試写会の様子。左から本郷奏多、佐藤健、木梨憲武、三吉彩花、佐藤信介。

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「いぬやしき」の完成披露試写会の様子。

奥浩哉の同名マンガをもとにした本作は、うだつの上がらない定年間際のサラリーマン・犬屋敷壱郎と殺人を繰り返す高校生・獅子神皓の戦いを描いたもの。ある事故がきっかけで機械の体となる犬屋敷を木梨が、犬屋敷と同じ能力を手に入れる獅子神を佐藤健が演じた。イベントが始まると、舞台中央に設置された犬屋敷の巨大顔パネルが左右に開き、スモークの中から木梨をはじめとするキャストたちが登場。「恥ずかしいわ!」と木梨が苦笑する一方、佐藤健は「大変光栄です」と感激していた。

左から木梨憲武、三吉彩花、佐藤信介。

この映画で驚いたことを司会から尋ねられると、三吉は「撮影の休憩中にスタジオの外からいい匂いがするなと思ったら、木梨さんが焼き鳥を焼いてたんです」とエピソードを披露。木梨は「プロデューサーたちが『CGの世界は待ち時間が多いから』っていろいろ用意してくれて。そこから私、待ち時間はすべて店を開いてました」と説明し、餅、カレー、ステーキなどを作ったことを明かす。体を作るためにカロリー計算をしていたという佐藤健は「焼き鳥だけ食べられました。お餅とかすごく食べたかったけど我慢して」と悔しがると、本郷は「(驚いたことは)そんなお店があったことを今知ったことですかね」とまさかの告白。「スタジオ撮影がなかったんだよね」と佐藤健がフォローするも「食べたかったなあ……」と落ち込む本郷に、木梨が「じゃあ公開の日にやろう」と提案すると、本郷は「マジっすか! 超楽しみです、やったー」とようやく笑顔を見せた。

「いぬやしき」完成披露試写会の様子。

同じ質問に対して佐藤信介は「この作品はいろんなところがCGで、日本映画では初めての試みも多かったんですが、できあがったものを観て、僕も一緒に作っていた人たちも驚いた。完成品としての成功を確信しました」と語る。また、木梨が「撮影中、怒ったことがない。日本一、いや世界一温厚な監督なんです。こんなに穏やかな監督っているんだと驚きました」と称賛すると、佐藤信介は「いやいや、内心『間に合うかな』とかハラハラしてたりするんです」と謙遜した。

左から本郷奏多、佐藤健。

「この春から生まれ変わるとしたら、挑戦したいことは?」という質問が投げかけられると、木梨と佐藤健は本郷に向かって「いっつも家に居るんだよね」「全然日光を浴びてない肌の色をしてるもん」とからかう。それに対して本郷は「じゃあ、もうちょっと社会に適応していける年になればと思います」としぶしぶ答えた。続く佐藤健は「初心に帰って、ファンの方のために何かできたらいいなと」と意気込み、木梨は「もうこの作品で、“CG男優”として生まれ変わった気持ち」と述べる。「データはすべて佐藤監督に渡してありますんで、今後はアフレコしか行かなくても大丈夫なタレントになりました」と冗談を飛ばした木梨は「アフレコでは大きな声でこう叫びます。ニモー!!」と自らが吹替を務めた「ファインディング・ニモ」のマーリンの声で叫ぶと、会場は笑いに包まれた。

「いぬやしき」は、4月20日より全国ロードショー。

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(c)2018映画「いぬやしき」製作委員会 (c)奥浩哉/講談社

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AT@体脂肪率16%体重53kg @tezlovebeer

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