「ゼロ・グラビティ」の元ネタ?「ノー・エスケープ 自由への国境」特別映像が公開

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ノー・エスケープ 自由への国境」の監督を務めたホナス・キュアロンと主演のガエル・ガルシア・ベルナルのインタビュー映像が、YouTubeにて解禁された。

「ノー・エスケープ 自由への国境」

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「ノー・エスケープ 自由への国境」

本作は、メキシコから“自由の国アメリカ”へ不法入国を試みる移民たちと、彼らを狙う正体不明の襲撃者の姿が描かれるサバイバルスリラー。映像では、制作のきっかけを問われたホナスが、10年前に旅行で米アリゾナ州を訪れた際のエピソードを語る。「当時のアリゾナでは不法移民を厳しく取り締まる移民法が掲げられ始めていて、移住者や外国人労働者に対する憎悪があふれていた。だから“社会としての憎悪”がどんな結果をもたらすかということを映画で描きたいと考えた」と明かす。

左からガエル・ガルシア・ベルナル、ホナス・キュアロン。

一方、ベルナルは本作の脚本で気に入った点を「主人公たちが絶対に逃げ出さなければならない状況下に置かれること」とコメント。さらに「その性質は1970年代や1980年代初頭のアクション映画に似ている。目の前にある問題がアクション、そして映画を通して描かれる」と語った。

「ノー・エスケープ 自由への国境」

また映画監督アルフォンソ・キュアロンの息子であるホナスは、父から「とても面白いコンセプトだ。私もこんな映画を作りたい」と言われたことを述懐。そして本作の砂漠での極限状態を宇宙に置き換えた映画が「ゼロ・グラビティ」であることを指摘している。

「ノー・エスケープ 自由への国境」は5月5日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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tAk @mifu75

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