斎藤工も参加、紺野千春主演のエロティックサスペンス「クロス」公開

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第39回城戸賞で入選した宍戸英紀の脚本を映画化した「クロス」が公開される。

「クロス」

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「クロス」メインビジュアル

第9回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」にてワールドプレミア上映された本作は、人間の欲望や嫉妬、そして“真の贖罪”とは何かを問いかけるエロティックサスペンス。歯科医院の受付として働きながら贖罪の日々を送る元美術教師・真理子に「娚の一生」の紺野千春、真理子に対して敵意を剥き出しにする知佳役にシンガーとしても活動するSharo、知佳の夫・孝史に「恋人たち」の山中聡が扮する。さらに、物語のキーマンとなるジャーナリスト・柳田役で斎藤工が出演した。

「クロス」

共同でメガホンを取ったのは、「火 Hee」などを手がけた映画プロデューサー・奥山和由と、「蝉しぐれ」で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞し、今回が初監督作品となる釘宮慎治。全盲のピアニスト・木下航志が主題歌「Just a Closer Walk with Thee~輝く明日へ僕は歩く~」を手がけた。

「クロス」

紺野は「十字架を背負った人間像を過剰に見せ過ぎず、日常に溶け込んでいて欲しいと言う監督の言葉を軸に撮影の間は主人公と重なり生きました」とコメント。木下は「今回この話をいただいたとき、最初は全盲の私に映画音楽ができるのか不安でしたが、ストーリーを聞いた時から音楽が浮かんできました」と語った。

「クロス」は7月1日より東京・ユーロスペースほか全国順次公開される。

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(c)2017「クロス」製作委員会

紺野千春 コメント

映画「クロス」が、沖縄国際映画祭という盛大で華やかな場に特別招待を受け、この作品に携わり多大なお力添えを頂いたスタッフキャストの皆様方、観て頂ける全ての方々に感謝申しあげます。十字架を背負った人間像を過剰に見せ過ぎず、日常に溶け込んでいて欲しいと言う監督の言葉を軸に撮影の間は主人公と重なり生きました。映画の中で流れる、木下航志さんの何処までも突き抜けていく美しい歌声に心癒されます。映画「クロス」 を宜しく御願いいたします。

木下航志 コメント

「クロス」公開が決定してとても嬉しいです。
今回この話をいただいたとき、最初は全盲の私に映画音楽ができるのか不安でしたが、ストーリーを聞いた時から音楽が浮かんできました。この映画に音楽という形で携わる事ができ、新たな挑戦が出来たことは私にとって大きな財産になりました。
私は目で見る事は出来ませんが、残る感覚を研ぎ澄まして映画館で皆さんと一緒に映画「クロス」を観たいと思います!

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Yuri @sakia821

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