本日4月14日、東京・イイノホールにて「
主演の藤は「深く考えさせるような作品ではありません」とキッパリ言い切る。続いて中尾は10カ月ぶりに再会したキャストらを見て「養老院に帰ってきたみたい」と笑い、撮影の合間は年金や最近死んだ知り合いの話で持ちきりだったことを明かした。
安田と萬田を除いたメインキャストの平均年齢は現在73歳。小野寺が「私はもうすぐ72歳になるんですが……」と話し始めると、中尾が「若ぶるなよ！」とツッコミを入れるなど、和気あいあいとした雰囲気がうかがえた。
撮影中は何かと心配してばかりだったという北野監督。「『用意スタート』の声が聞こえない人がいたり、カンペの文字が小さくて見えないと言うから、とんでもなく大きな文字で書いたら、それを目で追う様子が丸わかりの人がいたり、衣装を着たまま帰っちゃう人がいたり、なぜだか衣装さんを口説きだすおじいちゃんもいたり……」と話し、笑いを誘った。さらに北野は、キャストらに「今日の舞台挨拶まではがんばってください。その後はどうなったっていいから」とお願いしていたという。「今日のイベントを黙祷から始めたくなかったから。まあ次は続編の『龍三と七人の幽霊たち』を作ります！」と宣言し、このイベントは終了した。
「龍三と七人の子分たち」は4月25日より全国ロードショー。
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