「ふれる。」水瀬いのりらが長井龍雪に一問一答、舞台は高田馬場付近であることが判明

5

57

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 13 37
  • 7 シェア

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」の監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀が手がけるオリジナル長編アニメ映画「ふれる。」のステージイベントが、本日3月23日に東京ビッグサイトで行われている「AnimeJapan 2024」内で開催された。

左から長井龍雪監督、茅野愛衣、水瀬いのり、若山詩音。

大きなサイズで見る(全5件)

秋に公開される「ふれる。」。「『あの花』『ここさけ』『空青』振り返り&新作映画『ふれる。』トークステージ」と題したイベントには、長井監督と、「あの花」よりめんま役の茅野愛衣、「ここさけ」より成瀬順役の水瀬いのり、「空青」より相生あおい役の若山詩音が登壇した。なお“秩父三部作”である「あの花」「ここさけ」「空青」のヒロインを演じた茅野、水瀬、若山が集結するのは、このステージが初となる。

左から長井龍雪監督、茅野愛衣、水瀬いのり、若山詩音。

ステージでは、秩父三部作を振り返るコーナー「監督に『ふれる。』秩父三部作振り返り一問一答」を展開。茅野、水瀬、若山が各自用意した質問に長井監督が答えていく。「各作品でそれぞれのキャストをメインに選んだ理由」という質問を用意した若山は、「キャストの皆さんのどういうところを気にかけて選んでらっしゃるんですか?」と長井監督に投げかける。長井監督は「幸せなことに全作品、本当にフラットにオーディションをさせていただいて。俺含めて田中(将賀)さん、岡田(麿里)と一緒に聞いて、一番雰囲気のあった方を選ばせていただきました」と返答。それに対し水瀬が「その前にテープがあるじゃないですか」と問うと、長井監督は「テープもそれぞれで聞いて。オーディションが終わった後にみんなで話し合いの時間があるんですけど、大体3人ともそんなに意見がずれずに、スーッと決まってましたね」と当時の様子を振り返った。

左から長井龍雪監督、茅野愛衣、水瀬いのり、若山詩音。

水瀬は「アイディアが浮かぶタイミング(場所や行動などなんでも)」という質問をチョイス。水瀬が「そもそものスタートの部分ってどういったときにアイデアが降りてくるのか。常に考えて探しているんですか?」と尋ねると、長井監督は「がんばってロケハンしようと思っているときより、なんの気になしに撮った写真からイメージが浮かんだり、気張らず無意識とか無欲でいる方が降りてくるんです。ずっと作品のことを考え続けるのが前提なんですけど」と返す。続いて茅野が用意したのは「制作作業の効率アップのための“こだわり”はありますか?」という質問。長井監督は「スタジオで寝ないことですね」ときっぱり言い、「どんなに眠くても、寝るのは家に帰ってからにしています。途中飛ぶときもあるけど、スタジオには絶対寝るグッズを置かない」と自身の信条を述べた。

またイベントでは「ふれる。」の特報映像を上映。長井監督の口から今回のメイン舞台が、東京・高田馬場付近になることが明かされる。その理由について長井監督は「岡田が東京に越してきて、割と長く住んだところからなんですけど、土地勘があるスタッフがいるところがほしいって言うと、岡田がいつも教えてくれて。割と岡田の足跡を追う感じになりがちですね」と語った。

「ふれる。」の新情報として、デザイナー志望の服飾専門学生・井ノ原優太、不動産会社の新卒社員・祖父江諒、BARでアルバイトをしている優太と諒の幼なじみ・小野田秋というメインキャラクター3人のプロフィールとビジュアルが初公開された。MCが、幼なじみはアニメの中にある概念だと思っていることを話すと、水瀬らは幼なじみは身近にいると反論。幼なじみについて、ベビーカーに乗っていた頃からの付き合いだという茅野は「家族とはまた違う、不思議な感じ」、秋に幼なじみが結婚するという水瀬は「自分のライブも観に来てくれますし、アニメも観てくれますし、それこそ『ここさけ』の一緒に観に行きましたし、ずっと同じ年というよさもあります」と話し、物心つく頃には友達だったという若山も「家族ぐるみすぎてなんでも知っているという間柄ですよね」と同意した。

左から長井龍雪監督、茅野愛衣、水瀬いのり、若山詩音。

「この秋は」「ふれる!」というコールレスポンスを挟んだのち、最後の挨拶へ。若山は「相生あおいを演じさせていただいた身として、ここに立たせていただいたことがすごく幸せです。『ふれる。』は私も楽しみなので一緒に楽しみにしていきましょう」と笑顔を見せる。水瀬は「色褪せない過去の作品があるからこそ、次回作が楽しみになることを実感しました。『ふれる。』をご覧になる前に、この3部作も観返していただけるとより一層楽しみになるんじゃないかな」とコメント。茅野は今回、“超平和バスターズ”三姉妹でステージに立てた喜びを噛めながら、『ふれる。』をアピールする。長井監督は情報がまだ出せないことを謝りながら、「3作品に負けないような作品になればとがんばって作っていきすので、皆さん秋までお待ちいただければ」とメッセージを贈った。

※「AnimeJapan」のイベントレポートなど関連記事はこちらから!

関連特集

この記事の画像(全5件)

「ふれる。」

2024年秋全国ロードショー

スタッフ

監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン:田中将賀
制作:CloverWorks
製作幹事:アニプレックス・STORY inc.
配給:東宝・アニプレックス

(c)2024 FURERU PROJECT

読者の反応

  • 5

雄悟(CV 東地宏樹) @yugo_no560

今度は高田馬場で秩父ではないのね…… https://t.co/Qv9LxYOWM0

コメントを読む(5件)

おすすめの特集・インタビュー

関連記事

長井龍雪のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 長井龍雪 / 岡田麿里 / 茅野愛衣 / 水瀬いのり / 若山詩音 / ふれる。 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。