アメリカの作家ポール・オースターが77歳で死去、ニューヨーク三部作など手がける

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アメリカの作家ポール・オースターがアメリカ現地時間の4月30日、肺がんによる合併症によりアメリカ・ニューヨークの自宅で死去したと米メディアが報じた。77歳だった。

1947年、アメリカ東部のニュージャージー州に生まれたオースターは、コロンビア大学大学院で文学を学び、石油タンカーの乗組員を経てフランスへ。その後、文学作品の翻訳などに従事し、1974年に帰国した。帰国後は「ニューヨーク三部作」と称される「ガラスの街」「幽霊たち」「鍵のかかった部屋」を発表し、注目を集める。そのほかの作品に、1989年の「ムーン・パレス」、1990年の「偶然の音楽」、2002年の「幻影の書」など。また、映画「スモーク」では脚本も手がけた。晩年まで意欲的に創作活動に取り組み、邦訳も多数出版された。

(情報提供:共同通信)

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