松倉海斗・川島如恵留がW主演の音楽劇「男たちの挽歌」青柳翔らのビジュアル解禁

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Travis Japanの松倉海斗川島如恵留がW主演を務める「音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』」の新たなビジュアルが解禁された。

音楽劇「A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-」出演者

音楽劇「A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-」出演者

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「男たちの挽歌」は、ジョン・ウーが監督した1986年の香港映画。「音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』」では、鄭義信が脚本・演出を手がける。ホーは、親友で弟分のマークと共に組織に加わり、偽札の製造や取引に関わっていた。病気の父ディエンと学生の弟キットを養うため、ホーは幹部として仕事をこなしていたが、キットはホーとマークが裏組織で働いていることを知らず、警官を目指していて……。

このたび公開されたのは、ホー役の青柳翔、シン役の岡田義徳、ジャッキー、レイの2役を演じる尾上寛之、ジョン役の上瀧昇一郎、ブラッキー役の清水優、ディエン役の中村まこと、チェリー・リン、ブリジットの2役を演じる福井晶一、そしてキン役の神保悟志のビジュアル。併せてキット役の松倉、マーク役の川島のソロビジュアルも解禁された。

公演は6月24日から7月8日まで東京・日本青年館ホール、12日から16日まで大阪・オリックス劇場で行われる。チケットの一般販売は、東京公演分が5月18日、大阪公演分は6月2日にスタート。青柳、岡田、尾上、上瀧、清水、中村、福井、神保からのコメントは以下の通り。

青柳翔コメント

出演のお話をいただいた時、「これはチャレンジした方がいい作品だな」と直感し、その思いで参加させていただきました。出演が決まって映画を見返しましたが、大好きな“お札を燃やしてタバコに火をつけるシーン”は、現代だとどうなるんだろう、などと想像しながら観るのも楽しかったですね。演出の鄭さんとは初めてご一緒しますが、熱量がすごく大切な作品になると思うので、熱い稽古場にして本番を迎えたい。僕自身が持つ揺らぎと、演じる役が持つそれとがリンクして、物語を面白く展開させていければいいなと思っています。

岡田義徳コメント

僕は鄭義信という演出家が大好きなので、出演が決まった時は飛び上がるぐらい嬉しかったです(笑)。あらためて映画を見直してみて、泥くささの中にも、男たちの暑苦しさ、素敵さなど、いろいろな要素が詰まった作品だなと感じました。人間の持つエネルギーみたいなものを最大限前に出す演出をしてくださる鄭さんなので、今回も“男たちが全身を使って叫んでいる姿”を見られる舞台になるのではないかなと思っています。今回は音楽劇の「男たちの挽歌」。完成した時、自分たちもびっくりするんじゃないかという期待を抱きながらつくっていこうと思います。

尾上寛之コメント

18歳で上京後、20歳ぐらいの頃に見て大感動した映画が「男たちの挽歌」でした。ほかにも「仁義なき戦い」や「ゴッドファーザー」など、いわゆるヤクザものの世界に憧れながら生きてきたので、出演が決まった時はめちゃくちゃ嬉しかったです。裏社会を描いた作品ですから、内容的には重たい場面が続くと思われますが、今回は鄭さんの演出で音楽劇。ギャグを得意とする鄭さんによって、あの名作がどんなふうに生まれ変わるのか、僕自身楽しみで仕方がありません。映画に負けない名作をつくろうと思いますので、皆さん楽しみにしていてください。

上瀧昇一郎コメント

映画では、やっぱりチョウ・ユンファさんが二丁拳銃で敵地に乗り込む姿が圧巻でした。今回、そんな熱い男たちが躍動する舞台に出演し、“男たち”の一員になれると思うとなんだか感慨深いです。兄弟愛、友情の物語として際立っていることはもちろん、アクションで暴れ回る印象もありますから、体力づくりも含め、しっかり準備していきたいと思います。登場人物に対する優しさと世の中に対する厳しい目線が同居する“鄭さん節”と、今まで手掛けて来られた作品とは少し毛色の違う原作が出合い、どんな化学反応が起きるのか、すごく楽しみにしています。

清水優コメント

今回、久しぶりに映画を見直してみたら、出所した兄のホーが親友のマークと再会する場面で泣いてしまったんです。あの物悲しい、アンニュイな感じ。昔はまったく引っ掛からなかったのに、大人になって、感情を刺激されるところが変わったんでしょうね。鄭さんとは今回初めてご一緒しますが、いつも喜怒哀楽が濃くて、悲しい時も笑っているような人間味があふれる物語をつくっていらっしゃるなと思います。自分もその中で、今までに出したことのない感情を表現し、一人ひとりの表情が想像できるような、熱い物語を送り届けたいと思います。

中村まことコメント

前回鄭さん演出の作品に参加した時の稽古場がすごくいい空気で、今回続けてご一緒できるのはめちゃめちゃ嬉しいです。がまん強く丁寧な演出の合間にも、関西の芸人さんみたいな笑いを「無理言ってすみません」と入れてくるのが好きです。今回気になっているのは“音楽劇”だということ。僕、少ないながらもミュージカルに出させてもらったこともあって……もちろん歌い出したらすぐ歌のうまいアンサンブルの方がどんどん合流してきたんですけど(笑)。だから、「ぜひ、歌わせてください」という覚悟はあります。とてつもない作品になりそうな気がしますので、全身全霊を傾けて臨みます。

福井晶一コメント

原作映画はオファーをいただいてから拝見したのですが、家族愛や男同士の友情など、熱い思いがたくさん詰まった映画で、非常に面白かったです。“アジアで二番目にしつこい演出家”を自称する鄭さんですが(笑)、もとにあるのは「諦めずにいいものをつくりたい」という熱い思い。弱い者にスポットを当てる鄭さんの作品では、救いや祈りといったものを強く感じます。たっぷり織り込まれる“笑い”とのバランス含め(笑)、音楽劇としてどう立ち上がるのか楽しみです。過去2回に続き、鄭さんの作品で女性役をいただけたこと、また歌を披露できることも嬉しく思います。

神保悟志コメント

鄭義信さんとは初めてのお仕事ですが、僕の信頼するプロデューサーが強く注視している演出家ということで、ぜひご一緒させていただければと思いました。「男たちの挽歌」は、若い頃に観て、昔の日活映画のような匂いと香港映画特有のアクションの融合が「新しいな」と思ったのを覚えています。裏社会のボスの役ですから、できる限り“ラスボス”にふさわしい悪を演じたいですね。今回は“音楽劇”という新しい挑戦もあるのですが、その中でも、アクション、それぞれの人間像など、いろいろな表現の可能性はあるので、自分のできる何かを見つけていこうと思います。

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音楽劇「A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-」

2024年6月24日(月)~2024年7月8日(月)
東京都 日本青年館ホール

2024年7月12日(金)~2024年7月16日(火)
大阪府 オリックス劇場

スタッフ

脚本・演出:鄭義信
原作:映画「男たちの挽歌」

出演

松倉海斗 / 川島如恵留 / 青柳翔 / 岡田義徳 / 尾上寛之 / 上瀧昇一郎 / 清水優 / 中村まこと / 福井晶一 / 神保悟志 / 加藤照男 / 進藤ひろし / 松上順也 / 五味良介 / 羽鳥翔太 / 稲葉俊一 / 嶋村昇次 / 森野憲一 / 榊海搭

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読者の反応

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일본통신원 | 김민정 金みんじょん @tokyo_seoul_mom

뭐라고요??? <영웅본색>이 정의신 작가님 희곡으로 뮤지컬로 나온다고요??? 어떡해!!! 보러 가야 되는데. 이 티켓 과연 내 손에 들어올까. 너무 보고 싶다. https://t.co/gg3FyQkwVm

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