映画「国宝」横浜流星が吉沢亮の親友・ライバルに、歌舞伎の名門に生まれた宿命背負う

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吉沢亮が主演を務める映画「国宝」に、横浜流星が出演することが明らかになった。

横浜流星

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本作は吉田修一の長編小説「国宝」を、李相日監督が映画化するもの。歌舞伎界を舞台にした本作では、生い立ちも才能も異なる若き2人の役者が親友となり、切磋琢磨しながらスターダムを駆け上がる様が描かれる。任侠の一門に生まれるが、歌舞伎役者の家に引き取られ、やがて“稀代の女方”となる主人公・喜久雄を吉沢が演じ、喜久雄が引き取られた家の跡取り息子で、幼い頃から芸の世界に生きる大垣俊介に横浜が扮する。

吉沢と同様に踊りの経験がなかった横浜は、昨年3月に真っ直ぐ歩く稽古から開始。歌舞伎の家に生まれた役者に見えるようにと仕事の合間を縫って練習に励んだ。横浜は「目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います」と決意を語った。

映画「国宝」は2025年に全国ロードショー。脚本は奥寺佐渡子

横浜流星コメント

李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。

目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を1人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。

李相日コメント

ひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。「流浪の月」では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません。

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読者の反応

章平(Shohei) @Shoheyhey_0428

この小説、自分はとても心に残ってる作品でして。表現者としての心得を沢山得られるんです。
そんな作品をこのお二方が演じられるのは楽しみでしかありません。 https://t.co/l9Sz7YEMp8

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