「歌舞伎鑑賞教室」サンパール荒川で開催、上演演目は中村鴈治郎＆市川高麗蔵の「封印切」

「令和6年6月歌舞伎鑑賞教室 / 社会人のための歌舞伎鑑賞教室『恋飛脚大和往来－封印切－』」が、6月1日から21日まで東京・サンパール荒川 大ホールで上演される。

「歌舞伎鑑賞教室」は、歌舞伎を、歌舞伎俳優の解説付きで気軽に楽しむことのできる公演企画。これまで東京・国立劇場で行われてきたが、現在国立劇場が閉場中のため、サンパール荒川で行われる。今回上演されるのは「恋飛脚大和往来」より「封印切」で、作中では、友人である丹波屋八右衛門に挑発され、恋人・遊女梅川の身請けのために預かっていた公金の封印を切ってしまう亀屋忠兵衛の身の破滅が描かれる。本公演では、忠兵衛を中村鴈治郎、槌屋治右衛門を坂東彦三郎、肝入由兵衛を中村寿治郎、八右衛門を中村亀鶴、梅川を市川高麗蔵が勤める。

上演前の解説パート「歌舞伎のみかた」には、澤村宗之助が登場。わかりやすく演目の見どころを紹介する。チケットの一般販売は5月13日10:00にスタート。