東京チームでリクリエーション、ブルーエゴナク「波間」幕開け

ブルーエゴナク「波間」が、昨日3月15日に東京・森下スタジオ Cスタジオで開幕した。

「波間」は、京都・THEATRE E9 KYOTOのアソシエイトアーティストであるブルーエゴナクにより、昨年12月にTHEATRE E9 KYOTOで上演された作品。“Here Is Beyond（ここは彼方）”をテーマに、現実とフィクションの切り分けられない関係性に迫った作品だ。「CREATION AT MORISHITA STUDIO」と冠された今回の公演には、平嶋恵璃香、大石英史、田中美希恵、深澤しほが出演する。

作・演出を手がける穴迫信一は開幕に際し、「京都で制作した『波間』を、東京チームでリクリエーション・再演という贅沢な機会をいただき、俳優の皆様とディスカッションを繰り返して無事初日を迎えました。各地域での経験を積み重ねて、東京公演がようやく実現しました。あらゆる場所、文脈、価値観を横断しながら醸成してきた『ブルーエゴナクの演劇』を、そろそろ言葉にできる形で突き止めたいと考えています。ぜひ多くの方に目撃いただき、ご感想をいただきたいです」とコメントした。

上演時間は約1時間15分。公演は明日3月17日まで。