月刊「根本宗子」の「腑に落とす。」3月に“最速ブラッシュアップ再演”、音楽は清竜人

月刊「根本宗子」15周年興行第2弾として、「腑に落とす。」ブラッシュアップ版が3月1日から10日まで東京・劇場HOPEで上演される。

月刊「根本宗子」では、「～15年目で本気のバー公演もっかいやります！～新作『腑に落とす。』」を1月に上演。根本宗子が作・演出を担う同作は、月刊「根本宗子」15周年記念興行第1弾にして、根本の俳優復帰公演の第1弾となった。“最速ブラッシュアップ再演”を掲げる3月の公演には、1月の公演にも出演した根本、小日向星一が出演するほか、新たに音楽を清竜人が担当する。

1月に初演された作品を3月に再演することについて、根本は「本当に1月の公演中に決まりました」と話し、「久々にバー公演をやったところ、わたしとしてはずっとやってきたことのつもりでしたが、様々な舞台を通して自分もいろいろと気がつかぬうちに進化をしていて、かつてのバー公演の雰囲気を纏った完全に今のわたしにしかできない作品に仕上がっている、ということにお客様やスタッフの声を通して気付かされました」と初演の手応えを語る。再演に向け根本は「一度ご覧になった方も、まだ観ていない方も、是非、足を運んでいただけたら嬉しいです！」と観客にメッセージを送った。

チケットの一般販売は2月10日10:00にスタートする。

根本宗子コメント

「これやるの決まってたんでしょ」って思われそうなあり得ないスピード感での再演なんですが、本当に1月の公演中に決まりました。

というのも、久々にバー公演をやったところ、わたしとしてはずっとやってきたことのつもりでしたが、様々な舞台を通して自分もいろいろと気がつかぬうちに進化をしていて、かつてのバー公演の雰囲気を纏った完全に今のわたしにしかできない作品に仕上がっている、ということにお客様やスタッフの声を通して気付かされました。「これはもう一度やりたい……」と思っていたら、小日向くんやスタッフも賛同してくれて、さらに観にきてくれていた竜人さんが「再演やるなら音楽を。」と言ってくださり、こんなにスペシャルなバージョンの再演を実現しました。普通はありえないスピードで演劇が動くこの感じが月刊「根本宗子」だなあとワクワクしています。

バー公演って元々地下にあるバーでやっていて、先日やらせてもらっていた音楽実験室新世界も地下にある空間で、やはり階段を降りた先に非日常が味わえる空間が広がっていている、ということにわたしはバー公演の意味や夢を感じておりまして、今回も地下に下がる劇場HOPEを選びました。

一度ご覧になった方も、まだ観ていない方も、是非、足を運んでいただけたら嬉しいです！