明治座の創業150周年を記念して制作される本作は、山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」を原作に、脚本を堤泰之、演出を石丸さち子が手がけるもの。作中では江戸時代の小石川養生所を舞台に、医師の“赤ひげ”こと新出去定を中心にした物語が展開する。
開幕に際し船越は「ほんとに大変な稽古をみんなで乗りきりました。またアフターコロナという中で結構みんないろんなことを律しながら協力しあって初日を迎えることができました。そして、これは何と言っても医療ドラマですからね。我々が何か皆様の身体を治すわけにはいきませんけれども、ちょっとでもご覧になった方たちの心に何かあったかい種みたいなものを我々が植えつけられたらというのを、最後まで目標に向けて努めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」とコメント。
保本登役の
津川玄三役の
Wキャストで森半太夫役を務める
もう1人の森半太夫役、
またお杉役の菅井友香は「日々この赤ひげという作品に私自身も生きる力をいいただいているなと思っております。そしてたくさんの奇跡の連続で今日があるんだなというふうに改めて感じることができました」と思いを述べる。
上演時間は休憩を含む約3時間。東京公演は11月12日まで。本公演はその後、12月14日から16日まで大阪・新歌舞伎座で行われる。
明治座創業150周年記念「赤ひげ」
2023年10月28日(土)~11月12日(日)
東京都 明治座
2023年12月14日(木)~16日(土)
大阪府 新歌舞伎座
原作:山本周五郎「赤ひげ診療譚」より
脚本:堤泰之
演出:石丸さち子
出演:
※猪野広樹と高橋健介、柿澤ゆりあと浅沼みう、加藤岳と橋本偉成、小川向日葵と長田葵はそれぞれWキャストでの出演。
※山崎タカヤスの「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
関連記事
船越英一郎のほかの記事
タグ
とも485 @Tomo_485
心にあったかい種を植えつけられたら、船越英一郎主演「赤ひげ」スタート #SmartNews https://t.co/5bYYFHVL7l