飛ぶ劇場「Q稿、猫のカツカザン事務所」の“息の長い旅”が愛媛でスタート

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飛ぶ劇場「Q稿、猫のカツカザン事務所」が昨日12月17日に愛媛・東温アートヴィレッジセンター シアターNESTにて開幕した。

飛ぶ劇場「Q稿、猫のカツカザン事務所」より。(撮影:工藤頌子)

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飛ぶ劇場「Q稿、猫のカツカザン事務所」より。(撮影:工藤頌子)

「Q稿、猫のカツカザン事務所」は「Q稿、銀河鉄道の夜」に続く飛ぶ劇場の「Q稿」シリーズ第2弾。宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」「猫の事務所」をもとに、イーハトーブにある活火山カルボナードと、そこに現れた科学者のブドリ、そして火山を監視するカツカザン事務所に常駐する猫たちの物語がアフリカンパーカッションのリズムに乗せて描かれる。

飛ぶ劇場「Q稿、猫のカツカザン事務所」より。(撮影:工藤頌子)

作・演出を手がける泊篤志は開幕に際し、「Q稿シリーズ第二弾となる『Q稿、猫のカツカザン事務所』が愛媛、東温市で初日を迎えました。己の信念に向かって暴走するブドリの姿にウクライナ情勢を想起したお客さんもいらっしゃったようで、宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』が同じく賢治の『猫の事務所』の枠組みを借りて、現代のブドリの物語として再生できたのではという感触を得ています。初日なのでひやひやしたところもありましたが、前作『Q稿、銀河鉄道の夜』に引き続き、息の長い旅が今始まったのだと、わくわくする気持ちを噛みしめています」とコメントした。

飛ぶ劇場「Q稿、猫のカツカザン事務所」より。(撮影:工藤頌子)

愛媛公演は本日12月18日まで。本公演はこのあと、2月3日から5日まで福岡・枝光本町商店街アイアンシアターでも上演される。

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飛ぶ劇場「Q稿、猫のカツカザン事務所」

2022年12月17日(土)・18日(日)
愛媛県 東温アートヴィレッジセンター シアターNEST

2023年2月3日(金)~5日(日)
福岡県 枝光本町商店街アイアンシアター

原作:宮沢賢治(「グスコーブドリの伝記」「猫の事務所」より)
作・演出:泊篤志
出演:木村健二、葉山太司、佐藤恵美香 / 坂口あす実
演奏:Aji

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hamagaki seiji @ihatov_cc

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