錦織一清、初著書で“2人の恩師”ジャニー喜多川&つかこうへいへの思い語る

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錦織一清の著作「錦織一清 演出論」(日経BP)の発売記念トークイベントが、12月7日に行われた。

錦織一清

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「『錦織一清 演出論』」
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11月28日に発売された本著は、少年隊のリーダーとして活躍し、現在は演出家・俳優として活動する錦織の初著作。本書には、錦織の舞台に懸ける思いや、現在の演出手法に至るまでの経緯、今後の展望などが掲載されるほか、錦織の戯曲「サラリーマンナイトフィーバー」が収録される。

トークイベントで錦織は、出版の経緯を「最近は若い役者たちとのお仕事が多くなってきました。今作り手としても自由が利く年齢だし、彼らに説明していることを1つの形に残しておいたほうがいいかなと」と明かす。さらに「今の若い子たちがカッコいいと思っていることが、舞台では通用しないことがある。例えば、若いときはみんな“いぶし銀”が好きで憧れるけれど、若いうちは銀色に輝いたほうがいい。それが後にいぶされて、味になってくるから。そんなヒントを与えてあげられたらなと思います」と述べる。

また本書の中で、ジャニー喜多川とつかこうへいを恩師として挙げた錦織。「つかこうへいさんは、僕らに寄り添ってくれるように、(公演中は)必ず舞台袖のどちらかにいてアドバイスをくれていた。その姿に何か懐かしさを感じる部分があったのは、1980年代、僕ら(少年隊)が全盛の時代に、ちょうど今の僕くらいの年齢だったジャニーさんが、本番中に舞台袖で僕たちにアドバイスをしてくださっていたことを思い出したから。僕の中で感慨深いのが、演劇をやって、つかこうへいさんと知り合いになったことが、不思議ともう一度ジャニーさんを見直すきっかけになったこと。この本では、そういうことにも触れています」と語った。

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