三浦宏規・高野洸・小関裕太・牧島輝が“舞台ならでは”の「キングダム」に意気込み

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来年2月から東京・帝国劇場ほかで上演される舞台「キングダム」に先駆け、昨日10月4日に出演者たちが東京都内で取材に応じた。

左から鈴木大河、小関裕太、三浦宏規、高野洸、牧島輝、神里優希。

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キングダム」は、2006年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で原泰久が連載中のマンガ。同作はテレビアニメ化されているほか、実写映画「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」が制作されている。今回の舞台版では脚本を藤沢文翁、演出を山田和也が担う。時は春秋戦国時代。いまだ一度も統一されたことのない中国を舞台に、戦災孤児の少年・信(三浦宏規高野洸)と、のちの始皇帝となる若き王・嬴政(小関裕太牧島輝)が、史上初の中華統一を目指すさまが描かれる。

取材には演出の山田のほか、信役の三浦と高野、嬴政と漂の2役を務める小関と牧島、嬴政の腹違いの弟・成蟜役の鈴木大河(IMPACTors / ジャニーズ Jr.)と神里優希、信たちと行動を共にする山民族の末裔・河了貂役の川島海荷華優希が参加した。

山田は「キングダム」舞台化の企画を知ったときの気持ちを「無茶な!と思った」と率直に明かし、「『キングダム』は雄大な風景の描写や、回想が細かく入る点がすごく映画的で、あまり舞台向きではない(笑)。回想や、同じ顔の人が2人いるといった要素を舞台で見せるのは難しい」と言いつつ、「舞台ならではの高揚感を届けたい。キャストには安全かつ激しいアクションを見せてほしい。血の通った人間同士が戦う臨場感、汗や息遣いを生で届けるのは、舞台だからこそできることだと思います」と期待を口にした。

舞台「キングダム」ビジュアル

三浦は「僕は好きな舞台をやりたくて、何も考えず上京しました。信の無鉄砲さ、真っすぐさと近いものがあるかも」と話す。舞台「千と千尋の神隠し」などで帝国劇場に立った三浦は「『千と千尋~』では座長の(橋本)環奈ちゃんと(上白石)萌音ちゃんの小さな背中が頼もしかった。あのとき2人から学んだことを生かせれば」と真剣な表情を浮かべる。原作を「すごいスピードで読んだ」と言う高野は、信について「彼の人間力や正義を貫くところが好き。演じるハードルは高いけど、ついていきたくなるようなカッコいいキャラです」とコメント。また帝国劇場初登場の高野は「宏規は戦友。仲間たちと一緒に公演を成功させたい」と抱負を述べた。

Wキャストが初めてだという高野は「それぞれに違う重みの剣を交えたり、異なる“戦いの炎”が燃えたりするだろうなと」と目を輝かせ、「宏規にいろいろ教えてもらいます。だって、Wキャストの達人でしょ!」と、別作品で何度かWキャストを経験している三浦に視線を送る。これを受けた三浦は「えーっ!(笑)」とリアクションしつつ、「一緒にがんばろう!」と気合い十分に続けた。

舞台「キングダム」出演者。左上から時計回りに三浦宏規、高野洸、牧島輝、小関裕太。

小関は自身の演じる嬴政について「真顔で『俺は絶対こういう国を作る』と言えるって、どんな精神状態なのか? 何が政の原動力なのか?と。そこに演技でリアリティを持たせたい」と話す。さらに小関は2025年に休館を控える帝国劇場に初出演することには「劇場にしみ込んだ汗や涙、笑い、かつての拍手の残響が自分の力になればうれしい」と言葉に力を込めた。原作を何度も読んでいるという牧島は「『キングダム』を読むと歴史を学びたくなる。敵国にもその国なりの正義があるので、どちらが良いとか悪いとか言えないなと。そういうところが面白い」と話し、自身の役柄について「『キングダム』は国と国の争いなので、とんでもない王たちが出てくる。もしあの時代に自分がいたら僕は政のいる国に住みたいです。民のことを思っている姿がカッコいい」と述べた。

鈴木は「今は違いますが、実は原作を読み始めた頃は悪役の成蟜が好きではありませんでした。成蟜さえいなければ漂は死なずに済みましたし。でも成蟜がいたからこそ『キングダム』の物語は始まった。重要なキャラクターなので、お客様に『なんだあいつ!』と思ってもらえるよう(笑)、大切に演じます」と話す。これを聞いた神里は「成蟜はとにかく性格が悪い」とうなずいて笑いを誘いつつ、「彼には寂しさや、王になれない悔しさも感じる」と共感を寄せる。上演に向けては「昔の僕は親に迷惑をかけるやんちゃ坊主だったので、いよいよそれを生かすときが来たな!と(笑)。お客様に嫌ってもらえるように演じたい」と笑顔を見せた。

左から川島海荷、華優希。

また河了貂は、鳥を模した蓑を頭からすっぽり被った姿が印象的なキャラクター。川島は役と自身の共通点を「インパクトがある風貌ですよね。私も身体がコンパクトなので、ちっちゃなところは貂と似ているかも(笑)」と語り、「貂は『キングダム』では貴重な明るく楽しいキャラ。そういう立ち位置を目指してがんばります」と目標を掲げる。もともと「キングダム」ファンだったという華は「あの蓑を着たら、視界や身体の動きはどうなるんだろうと思います」と笑う。さらに「貂の幼くてかわいらしい部分と、生きるために悪さもしつつ、自分なりの正義感を持っている強さが素敵」とほほ笑み、「原作をリスペクトしながら、舞台ならではの魅力を表現したい」と意気込んだ。

なお取材では山田が、山口祐一郎が王騎役を務めることについてコメントする場面も。たびたび山口とタッグを組んできた山田は「『ヘアスプレー』のエドナ役(編集注:エドナは渡辺直美演じるトレイシーの母親)に続き、今回もびっくり(笑)。王騎は存在感がすごくて、何か大きなものを背負いつつどこか不思議な雰囲気を持つキャラクターなので、きっと山口さんに合う」と期待を寄せた。

公演は来年2月5日から27日まで帝国劇場で行われ、その後は3月に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月に福岡・博多座、5月に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruを巡演する。

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舞台「キングダム」

2023年2月5日(日)~27日(月)
東京都 帝国劇場

2023年3月
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2023年4月
福岡県 博多座

2023年5月
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru

原作:「キングダム原泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
脚本:藤沢文翁
演出:山田和也
音楽:KOHTA YAMAMOTO

キャスト

信:三浦宏規高野洸
嬴政 / 漂:小関裕太牧島輝

河了貂:川島海荷華優希
楊端和:梅澤美波(乃木坂46)、美弥るりか
壁:有澤樟太郎、梶裕貴
成蟜:鈴木大河(IMPACTors / ジャニーズ Jr.)、神里優希
左慈:早乙女友貴
バジオウ:元木聖也

紫夏:朴ろ美、石川由依

昌文君:小西遼生

王騎:山口祐一郎

※朴ろ美の「ろ」は王へんに路が正式表記。

(c)原泰久/集英社

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ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe

三浦宏規・高野洸・小関裕太・牧島輝が“舞台ならでは”の「 #キングダム 」に意気込み
#鈴木大河(#IMPACTors)

舞台「キングダム」
2023/2/5㈰-27㈪
東京 帝国劇場
2023/3
大阪 梅田芸術劇場
2023/4
福岡 博多座
2023/5
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru

https://t.co/19M3Sp4xfj

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