スペースノットブランクが描く“生まれ変わりの舞台”「再生数」開幕

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小野彩加中澤陽 / スペースノットブランク「再生数」が本日10月1日に開幕した。

小野彩加、中澤陽 / スペースノットブランク「再生数」より。(撮影:中谷利明)

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小野彩加、中澤陽 / スペースノットブランク「再生数」より。(撮影:中谷利明)

本作は松原俊太郎が作、小野彩加と中澤陽が演出を手がける作品。開幕に際しスペースノットブランクは「『再生数』はその作品名のとおり、生まれ変わりの舞台です。3回しかありません。当日券はあります。終わりは始まりだから、絶対に見に来てとは言えません。惹句に『映画か演劇か』とありますが、これは映画でも、演劇でもない、まだ名前の無い何かになりました。産声を聞いてください。誕生に立ち会ってください。人生は愛と死。その繰り返し。一緒に生まれ変わりましょう。一度と言わず、何度でも、何度でも、何度でも、何度でも、何度でも──」とコメントしている。公演は明日10月2日まで。

なお本作は「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」の1プログラム。13回目となる今回は、“ニューてくてく”をキーワードに、「Shows:国内外の先鋭的なアーティストによる作品を上演する」「Kansai Studies:京都および関西地域をアーティストとともにリサーチし、未来の創作基盤につなげる」「Super Knowledge for the Future [SKF]:トークやワークショップなど鑑賞とは異なるフォーマットで、舞台芸術に限らず先端的な思考に触れる」の3本柱を軸とした、さまざまなプログラムを展開する。

スペースノットブランク コメント

この上演をめざして動きはじめたとき、私たちはまだ赤子のようで、何もかもがわからない状態でした。

飽くなき探究心と好奇心を胸に抱き、成功の確証もない、たくさんの失敗の果てにやっとの思いで成り立つかどうかもわからない冒険の物語に携らんとしていただいたチームの皆様に、一生すべての感謝をかき集めてもまだまだ足りないほどの感謝を、この場でも、面と向かっても、お伝えします。ありがとうございます。

そして、松原俊太郎さんと、チームの皆様と、これまでのたくさんの継続の到達点のひとつに、この上演が顕在します。

「再生数」はその作品名のとおり、生まれ変わりの舞台です。3回しかありません。当日券はあります。終わりは始まりだから、絶対に見に来てとは言えません。惹句に「映画か演劇か」とありますが、これは映画でも、演劇でもない、まだ名前の無い何かになりました。産声を聞いてください。誕生に立ち会ってください。人生は愛と死。その繰り返し。一緒に生まれ変わりましょう。一度と言わず、何度でも、何度でも、何度でも、何度でも、何度でも──

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「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」

2022年10月1日(土)~23日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほか

小野彩加、中澤陽 / スペースノットブランク「再生数」

2022年10月1日(土)・2日(日)
京都府 ロームシアター京都 ノースホール

作:松原俊太郎
演出:小野彩加中澤陽
出演:荒木知佳、古賀友樹、鈴鹿通儀、鶴田理紗、奈良悠加、油井文寧
出演(カメラ):新藤早代、日景明夫

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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