“命”について考える、iakuリーディング公演「車窓から、世界の」

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iakuリーディング公演「車窓から、世界の」が、10月1・2日に東京・新宿シアタートップスで上演される。

iakuリーディング公演「車窓から、世界の」ビジュアル

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本公演では、横山拓也が作・演出を手がける「車窓から、世界の」がリーディング形式で披露される。出演者には、伊藤えりこ、井上拓哉加茂井彩音辻井彰太、寺下怜見、吉田電話近藤フクが名を連ねた。

横山は「中学生3人が手を繋いで特急電車に飛び込むという、創作だからこそやれる、現実にはあってはいけない設定だったが、この台本を書いた2年後に酷似した事故が起きた。演劇部に所属していた女子中学生2人が手を繋いで東急大井町線の急行電車に飛び込んで亡くなったという。私たち大人は、何を考え、何を思えばいいのだろう」と述べつつ、「なぜ人は自ら命を絶ってはいけないのか。このシンプルな問いを、大人は複雑に思考し、的確な言葉を探し、頭を巡らせる。そして弾き出した答えは、至極凡庸で、ありきたりなものだったりする。登場人物たちの苦悩に、今一度立ち会う。リーディングという、言葉が強烈に立ち上がってくる方法で、本作の核に迫ってみたい」と思いを明かした。

横山拓也コメント

中学生3人が手を繋いで特急電車に飛び込むという、創作だからこそやれる、現実にはあってはいけない設定だったが、この台本を書いた2年後に酷似した事故が起きた。演劇部に所属していた女子中学生2人が手を繋いで東急大井町線の急行電車に飛び込んで亡くなったという。私たち大人は、何を考え、何を思えばいいのだろう。すべての大人が経験した中学生という時代は、それぞれに特別で、多かれ少なかれ、振り返りたくないことや、触っちゃいけない部分があり、思い返しては頭を抱える、そんな一面(または全面)を抱えた時代だ。中には「死」という未知に近づこうとする者もいる。

なぜ人は自ら命を絶ってはいけないのか。このシンプルな問いを、大人は複雑に思考し、的確な言葉を探し、頭を巡らせる。そして弾き出した答えは、至極凡庸で、ありきたりなものだったりする。

登場人物たちの苦悩に、今一度立ち会う。リーディングという、言葉が強烈に立ち上がってくる方法で、本作の核に迫ってみたい。

たった2日間、3ステージしかない公演ですが、皆様のお越しを心よりお待ちしています。

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iakuリーディング公演「車窓から、世界の」

2022年10月1日(土)・2日(日)
東京都 新宿シアタートップス

作・演出:横山拓也
出演:伊藤えりこ、井上拓哉加茂井彩音辻井彰太、寺下怜見、吉田電話近藤フク

読者の反応

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つじじい @jjgmvx

サラケイン終わってないけど、次回出演作です!今度は役者として。フクさんもいるぞ。はじめましての方が多くて、とても楽しみです! https://t.co/33GvzGaQOY

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