北村明子が“キッズスピリット”で描く夏休みのボウケン「ククノチ~」幕開け

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KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」が、本日7月12日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕した。

KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」より。(撮影:大洞博靖)

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KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」より。(撮影:大洞博靖)

「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」は、ダンサー・振付家の北村明子が現代美術家の大小島真木とタッグを組み、“夏休み”をテーマに創作する新作ダンス作品。作中では、大好きだったおばあちゃんに会おうと、夏休みに“ボウケン”へ出かける子供たちの物語が描かれる。子供たちは森の精霊に導かれ、日本神話に登場する木の神様・ククノチと出会い……。出演者には柴一平、清家悠圭、岡村樹、黒須育海、井田亜彩実、永井直也が名を連ねた。

KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」より。(撮影:大洞博靖)

振付・演出を手がける北村は「今日までのクリエーションは、自分の中にあるキッズスピリットを手繰りながら、毎日、大小島さんの美術と横山(裕章)さんの音楽という地図を片手に、ダンサーの身体とともにイマジネーションの冒険をしているような感覚でした。懐かしいというよりは、今現在の自分が新しいものの楽しみ方を、いつもとは異なる回路で発見していくような感覚でした」と創作過程を振り返り、「ダンスは日常でもあり冒険でもあることを、(ご参加いただく皆様にも)体感していただけたらと思います!」とメッセージを送っている。

KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」より。(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」より。(撮影:大洞博靖)

上演時間は約1時間10分となり、公演は7月19日まで。各公演の開演前には参加型の関連ワークショップが行われ、劇場の1階アトリウムでは「お面づくり体験」、客席では「5分間ダンスレッスン」を実施。いずれも参加は無料となっている。

なおステージナタリーでは、KAAT神奈川芸術劇場のプレシーズンを振り返る特集を展開。同特集には、プレシーズンのトリを飾る「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」についての、北村のインタビューを掲載している。

北村明子コメント

私にとっては初めてのキッズプログラムへの挑戦。今日までのクリエーションは、自分の中にあるキッズスピリットを手繰りながら、毎日、大小島さんの美術と横山さんの音楽という地図を片手に、ダンサーの身体とともにイマジネーションの冒険をしているような感覚でした。懐かしいというよりは、今現在の自分が新しいものの楽しみ方を、いつもとは異なる回路で発見していくような感覚でした。今回は、ご来場いただく皆さんと一緒に踊る時間も私にとっては最大の楽しみとなっています。ダンスは日常でもあり冒険でもあることを、(ご参加いただく皆様にも)体感していただけたらと思います! ぜひ私たちと一緒に踊りに来てください!

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KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」

2021年7月12日(月)~19日(月)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

振付・演出:北村明子
美術:大小島真木
出演:柴一平、清家悠圭、岡村樹、黒須育海、井田亜彩実、永井直也

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【公演レポート】北村明子が“キッズスピリット”で描く夏休みのボウケン「ククノチ~」幕開け(コメントあり)
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