彩の国さいたま芸術劇場の次期芸術監督に近藤良平「風が気持ちよくぬける劇場に」

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近藤良平が、2021年4月から埼玉・彩の国さいたま芸術劇場の次期芸術監督を務めることが発表された。

近藤良平

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これは、近藤がコンドルズやハンドルズとして、埼玉県の芸術文化に貢献してきたことから決定されたもの。近藤は2022年4月の芸術監督就任に先立ち、今年4月1日から次期芸術監督として、2022年度以降の主催事業の方向性や年間ラインナップの策定、劇場運営全般の助言・提案にあたる。なお、近藤は、蜷川幸雄前芸術監督の後を継いでの就任となる。

次期芸術監督の就任に際し、近藤は謝意を述べながら「大学で『ダンス』に出会い『舞台』という場所を知り『コンドルズ』をはじめました。たくさんのダンサー、役者、舞台関係者に出会い、そして蜷川幸雄さんにここ彩の国さいたま芸術劇場で出会い、転がるように時間が過ぎ今この場所にいます」「場の扉をあけるとそこは楽しいところです。間違いありません。様々な人が行き交う場所、風が気持ちよくぬける劇場に、僕はしてゆきたいと思います。まずは次期芸術監督として、この彩の国さいたま芸術劇場と一緒に動き出したい」と思いを語った。

近藤良平コメント

令和3年となり、未だ続く安心できない時代の中、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督就任のお話をいただきました。その驚くべき任命と決定に心から謝意を申し上げます。

大学で「ダンス」に出会い「舞台」という場所を知り「コンドルズ」をはじめました。たくさんのダンサー、役者、舞台関係者に出会い、そして蜷川幸雄さんにここ彩の国さいたま芸術劇場で出会い、転がるように時間が過ぎ今この場所にいます。

思いかえすと劇場には、人が人を呼びさらに人へと繋いでいくそんな景色が見えます。僕も決して1人でかけあがってきたわけではありません。みんなと共にやってきました。

劇場の扉をあけるとそこは楽しいところです。間違いありません。様々な人が行き交う場所、風が気持ちよくぬける劇場に、僕はしてゆきたいと思います。まずは次期芸術監督として、この彩の国さいたま芸術劇場と一緒に動き出したいと思います。

なにとぞよろしくお願いいたします。

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