第9回九州戯曲賞大賞は山口大器「量子の歌声」

2

111

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 36 57
  • 18 シェア

第9回九州戯曲賞 大賞を山口大器「量子の歌声」が受賞した。

第9回九州戯曲賞最終審査より。左から横内謙介、松井周、山口大器、桑原裕子、佐藤信、中津留章仁。

大きなサイズで見る

九州戯曲賞は、九州の劇作家を発掘・育成し、九州の文化芸術を盛り上げることを目的として設立された戯曲賞。最終審査員は佐藤信横内謙介松井周中津留章仁桑原裕子が務めた。

劇団言魂の代表を務める山口は、「この作品は、自分の劇団の公演に向けて執筆しました。その時のメンバー、興味があったもの、コンプレックス、環境、そして、描きたい衝動と世界に突き動かされて構想を始めました」と作品を紹介し、「今まで頂いたたくさんの機会とご縁が、今の創作の礎になっていることに感謝しながら、今後も創作に励んでいきたいと思います」と受賞の喜びを語っている。

山口大器コメント

この作品は、自分の劇団の公演に向けて執筆しました。その時のメンバー、興味があったもの、コンプレックス、環境、そして、描きたい衝動と世界に突き動かされて構想を始めました。その無謀さに不安になりつつも、頑張って書いた作品だと今では思います。あの瞬間から逃げることなく創作し、上演したものが、こうして評価されたことが大変嬉しいです。
今まで頂いたたくさんの機会とご縁が、今の創作の礎になっていることに感謝しながら、今後も創作に励んでいきたいと思います。ありがとうございました。

この記事の画像(全1件)

第9回九州戯曲賞 最終審査候補作品

宮田晃志「ヒトツ目の街」
日下渚「サヨナラ、我が家。」
山口大器「量子の歌声」
中島栄子「BERLIN」
松岡伸哉「海が降った夏」

読者の反応

  • 2

あとーす @atohsaaa

九州戯曲賞大賞の山口さん、以前ロボットパンケーキZの芝居に出演していたのを見たことがあり、めっっっちゃ演技が好きだんたんだけど、劇作もバリバリできるということは大天才なのでは

https://t.co/ijLipsSQr5

コメントを読む(2件)

おすすめの特集・インタビュー

関連記事

もっと見る閉じる

山口大器のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 山口大器 / 松岡伸哉 / 佐藤信 / 横内謙介 / 松井周 / 中津留章仁 / 桑原裕子 / 劇団言魂 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします