第63回岸田國士戯曲賞は松原俊太郎「山山」

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第63回岸田國士戯曲賞の選考会が本日3月12日に東京・学士会館で行われ、松原俊太郎の戯曲「山山」が受賞作に選ばれた。

松原俊太郎(Photo by Hisaki Matsumoto)

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岸田國士戯曲賞は白水社が主催する戯曲賞。今回は、岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、平田オリザ、宮沢章夫、柳美里の7人が選考委員を務めた。受賞作について岡田は、「圧倒的に強い言葉をたたみかけ、われわれの置かれた現実を演劇的に抽象化していくパワーを持つ松原氏に衝撃を受けました。選考会で意見は割れましたが、わたしは、この人はすごいな、適わないな、と思いました。彼の言葉によって牽引される日本の演劇の来たるべき新時代を期待しています」とコメントした。

授賞式は4月23日18:00より学士会館にて。受賞者には正賞として時計、副賞として20万円が贈られる。

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第63回岸田國士戯曲賞最終候補作品

・坂元裕二「またここか」(リトルモア刊)
・詩森ろば「アトムが来た日」(上演台本)
・瀬戸山美咲「わたし、と戦争」(上演台本)
・根本宗子「愛犬ポリーの死、そして家族の話」(上演台本)
・古川日出男「ローマ帝国の三島由紀夫」(「新潮」2018年10月号掲載)
松原俊太郎「山山」(「悲劇喜劇」2018年7月号掲載)
・松村翔子「反復と循環に付随するぼんやりの冒険」(上演台本)
・山田百次「郷愁の丘ロマントピア」(上演台本)

※作者五十音順。

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小暮宣雄 KOGURE Nobuo @kogurenob

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