内海桂子と三遊亭小遊三、落語の世界描く「の・ようなもの」続編ヒット祈願

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本日1月6日、映画「の・ようなもの のようなもの」のトークイベントが、劇中の“銭湯寄席”のシーンで使われている都内の銭湯・有馬湯にて行われ、キャストの内海桂子と、スペシャルゲストの三遊亭小遊三が登場した。

「の・ようなもの のようなもの」トークイベントに登場した(左から)伊藤克信、内海桂子、松山ケンイチ、三遊亭小遊三、杉山泰一。

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「の・ようなもの のようなもの」は、2011年に逝去した森田芳光が1981年に監督した「の・ようなもの」の35年後を描く物語。主人公の落語家・出船亭志ん田を松山ケンイチ、志ん田の兄弟子で「の・ようなもの」の主人公である志ん魚を伊藤克信が演じている。松山と伊藤、監督の杉山泰一もイベントへ姿を見せた。

内海桂子

小遊三は「通りがかりの者でございます」と挨拶して笑わせたほか、MCを務めた古今亭志ん丸に「師匠もいろんなところで落語をおやりになられましたよね」と話を振られ「炎天下とかね。立ってやらされたこともあります。座るところがなくて、舞台もビールのケース」と秘話を明かす。「の・ようなもの」にも出演している内海桂子は、松山が劇中で披露している落語について「こういういい男はね、難しいのよ。(落語をやっても)笑えないでしょ?」と話したあと、小遊三のほうを見て「あっちは笑えるけどね」と冗談を飛ばして笑いを誘った。

三遊亭小遊三

映画の大ヒットを祈願して熊手を松山にプレゼントした小遊三は、「この熊手でお客さんとお金をかき集めて。そうすると落語のほうにもお客さんが来てくれますので、大成功をお祈りしています」とコメント。松山も「映画もヒットしてもらいたいんですけど、小遊三さんがおっしゃったように、この映画がきっかけで落語の世界に足を運んでいただけたら」と述べてイベントを締めた。

「の・ようなもの のようなもの」は、来週1月16日(土)より東京・新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。

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