「ここが探していた場所」Applicat、音楽×映像ライブ大成功

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昨日1月28日、Applicat Spectraが昨年11月より東京・2.5Dスタジオを舞台に開催していた「Applicat Spectra LIVE STREAM『Netscapes』supported by 2.5D」の最終公演を実施した。

カラフルな映像とのコラボレーションで観客と視聴者を魅了したApplicat Spectra。

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毎回個性的なゲストアーティストとVJを招き、音楽と映像のコラボレーションを行ってきたApplicat Spectra。最終回には八王子Pがゲストとして、VJにグラフィックデザイナーとしても活躍する映像作家の吉田恭之が参加した。

先陣を切った八王子Pは1時間のセットを展開。彼がノンストップで繰り出すダンスチューンに合わせて、吉田がさまざまな映像をステージの壁に投影する。中盤で大胆なリミックスを施したTHE CARDIGANSの「Lovefool」やPerfumeのナンバーで視聴者と観客を惹き付けたかと思えば、終盤は「Weekender Girl」「エレクトリック・ラブ」といった自身が手がけたナンバーをプレイ。高揚した空気を残したまま、主役のApplicat Spectraにバトンを渡した。

短い転換時間を経て登場したApplicat Spectraのメンバーは、まずは「セントエルモ」をパフォーマンス。ステージのうしろと両脇には吉田による宇宙を思わせる映像世界が広がり、楽曲にさらなる深みとスケール感を与えていく。特に歌詞に登場する「ネコの星座」が壁に現れると、Ustreamのタイムラインには「カワイイ!」というコメントが飛び交った。間髪入れずに始まった2曲目の「イロドリの種」では、エフェクトのかかったナカノシンイチ(B, Vo, SamplingPad)のボーカルとイシカワケンスケ(G, Syn)のきらびやかなシンセサイザーの調べがドリーミーな空気を強めていた。

またこの日は、本邦初公開の新曲「モノグリフ」を披露。4つ打ちのリズムをベースとした新曲は、さまざまな模様が踊る映像とともにパフォーマンスされ、集まったファンと生中継を見守る視聴者を盛り上げた。

ライブがクライマックスに差し掛かる直前にナカノは「映像を使ってライブをすることが結成した頃からの夢でした。それがこうやってかなってうれしいです。またここでライブをしたいと思います」と語り、ラストナンバーの「アルペジオ」へとつなげる。ナカオソウ(G)が弾くアコースティックギターと、ナルハシタイチ(Dr)の叩く鼓動のようなリズムに、ナカノのひたむきな歌声が重なる。それにあわせて壁一面にはここまでに投影された映像がミックスされながら映し出されていった。最後にナカノは「ここが僕らが探していた場所になりました」と「Netscapes」で得た手応えをうれしそうに明かし、次を予感させる形で3カ月にわたった企画に幕を下ろした。

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