Task have Fun、結成7周年ツアー完走「3人であることにすごく意味がある」

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Task have Funの結成7周年記念ツアー「Lucky7」が5月28日に東京・KANDA SQUARE HALLでファイナルを迎えた。

「Task have Fun 結成7周年記念ツアー『Lucky7』」ファイナル公演の様子。

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2016年の結成以降メンバーを入れ替えることなく、熊澤風花、白岡今日花、里仲菜月の3人体制で活動を続けているTask have Fun。「Lucky7」では4月より対バンとワンマンの2部制でライブが行われてきたが、1stシングル「TASK」がリリースされてからちょうど7周年の記念日に開催されたファイナル公演は、7年間の集大成を詰め込んだワンマンのみ。開演時刻になるとおなじみの登場SEに合わせ、「7」という文字の大きなモニュメントが3つ並ぶステージにTask have Funが姿を現した。

「Task have Fun 結成7周年記念ツアー『Lucky7』」ファイナル公演の様子。

「Task have Fun 結成7周年記念ツアー『Lucky7』」ファイナル公演の様子。

3人が最初に披露したのは、グループの歴史を振り返るうえで欠かせないキラーチューン「3WD」。「Task行きます!」という声とともにステージから噴き上がるスモーク、3人を照らす青、赤、緑のメンバーカラーの照明、フロアから響くコールが三位一体となり、歌とダンスの迫力を増大させていく。会場のボルテージを一瞬にして引き上げた彼女たちは、勢いそのままにロックチューン「BABYLONIA」をアグレッシブにパフォーマンス。「my Buddy!!!」では観客と一緒にジャンプしたり、ピースサインを掲げたりと、はつらつとしたステージを展開し、この7年間で培った幅広い表現力を見せつけた。

階段を使って歌う白岡今日花。

次のブロックでは「哀嘘,私寝(I lie,I lie)」「背徳的カタオモイ」といった大人びたクールな楽曲が並び、「背徳的カタオモイ」の曲中には白岡が突如ステージに登場した階段のセットに腰掛けながら歌唱するひと幕も。「あなたが知らない本当のアタシは 悪い女かもね?」と歌いながら“悪い女”になりきる彼女の姿に大きな歓声が沸き起こった。

これまでライブを通してさまざま課題(Task)に挑戦してきたTask have Fun。今回のツアーでは、観客がライブ中に撮影した写真や動画を「#バズらせたすく」というハッシュタグとともにSNSに投稿してもらい、“バズる”ことを狙う企画が行われた。ファイナル公演では「ひと夏ボーダー」「星フルWISH」「ケルベロス」の3曲が撮影可能曲に。会場のファンはスマートフォンを掲げ、エネルギッシュに歌い踊る3人の姿を思い思いに切り取った。

その後のMCでは、結成7周年を迎えた思いをメンバーがそれぞれ言葉に。白岡は「7年やってれば、いろんなこともありました。楽しいこともあれば、そうじゃないこともたくさんありました。でも、どんなことも3人で乗り越えてきました」と感慨深げに話し、里仲もコロナ禍の日々を振り返りながら「皆さんがいて私たちがいてっていう環境が当たり前じゃないんだなと日々実感しています」としみじみと語る。熊澤が「新しいアイドルさんがいっぱい出てきて、私たちは気付いたら7年経っていて。『あれ、もうそんなにやってるんだ』と思うけど、いつでも気持ちは初心のままでがんばっているので、まだまだいけそうな気がする!」と笑顔を浮かべ、さらに白岡が「3人であることにすごく意味があるグループだと思います」と言葉を続けると、会場に拍手と歓声がこだました。

「Task have Fun 結成7周年記念ツアー『Lucky7』」ファイナル公演の様子。

銀テープが舞うKANDA SQUARE HALL。

メンバーやファンの結束力を確かめたTask have Funは「春風」でパフォーマンスを再開。3人の力強く伸びやかな歌に観客も声を重ね、会場が大きな一体感で包まれる。このほかにバラード曲「 夢見る季節を過ぎても」などエモーショナルな楽曲が続き、「彗星のステージ」ではミラーボールがステージとフロアをきらびやかに彩った。ラストスパートとなる終盤のブロックは、「7年前の今日、私たちはこの曲から始まりました!」という声を合図にデビュー曲「TASK」でスタート。「ギュッと、チュッと」でサイン入りポスターが入ったカプセルをステージ上から投げ、観客のテンションを高めた3人はライブの人気曲「メインアクター」を投下して会場の盛り上がりを加速させる。「キミなんだから」の曲中には結成7周年を祝福するように、会場前方から銀テープが盛大に放たれた。

「Task have Fun 結成7周年記念ツアー『Lucky7』」ファイナル公演の様子。

アンコールではツアーTシャツに着替えた3人がツアーの感想を語り、観客の声出しが解禁されたライブの充実感を口にするとともに、この先の活動に対する決意を表明する。そして「8年目、まだまだTaskいくぞ!」という頼もしい言葉に合わせ、Task have Funは「『キメ』はRock You!」「インダ ビュリフォデイ」の2曲を最後に披露。会場が興奮と充足感で満たされる中、フロアをバックに記念撮影を行い、結成7周年記念ツアー「Lucky7」の幕を閉じた。

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Task have Fun「Task have Fun 結成7周年記念ツアー『Lucky7』」2023年5月28日 KANDA SQUARE HALL セットリスト

01. 3WD
02. BABYLONIA
03. 部屋の中の天使
04. my Buddy!!!
05. けどハニカミ
06. 哀嘘,私寝(I lie,I lie)
07. 背徳的カタオモイ
08. ひと夏ボーダー
09. 星フルWISH
10. ケルベロス
11. 春風
12. 夢見る季節を過ぎても
13. 彗星のステージ
14. TASK
15. ぎぷす
16. ギュッと、チュッと
17. メインアクター
18. キミなんだから
<アンコール>
19. 「キメ」はRock You!
20. インダ ビュリフォデイ

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ゾノ @tkzonozono

【ライブレポート】Task have Fun、結成7周年ツアー完走「3人であることにすごく意味がある」(写真21枚) https://t.co/fC7GoV4XrQ

いやー、めっちゃいい記事だ!

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