蓮沼執太フィル「半分寝てる」「Eco Echo」スタジオライブ映像公開、監督は河合宏樹

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蓮沼執太フィルのスタジオライブ映像「1/2 SLEEP -半分寝てる-」「Eco Echo」がYouTubeで公開された。

蓮沼執太フィル「1/2 SLEEP -半分寝てる-」スタジオライブ映像より。

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蓮沼執太フィル「Eco Echo」スタジオライブ映像より。

この2本の映像は、過去に蓮沼執太フィルのライブ映像も手がけた河合宏樹がディレクションを担当。「1/2 SLEEP -半分寝てる-」は“新たな視点の共存”をテーマに半分ずつ異なる角度からメンバーを映した2画面スタイル、一方“不在“がテーマの「Eco Echo」は、メンバーの演奏シーンと無人のスタジオシーンが効果的に切り替わる二面性が感じられる映像に仕上がっている。

河合宏樹 コメント

蓮沼執太フィルのニューアルバム「symphil」を聞いて思い出されたのは、コロナ禍以降の新生活であった。
変化していく環境と共に、私が扱う映像表現にも新しいテーマが必要とされた。
「Eco Echo」の映像作品には、“不在”をテーマに添えた。
コロナ禍、物理的な距離や通信を使用した会話に
私たちは、本質の“不在”を感じ、温度や体感の大切さを改めて認識する。
“みんなで話をしよう この音が消える前に”
「1/2 SLEEP -半分寝てる-」の映像作品には、
“新たな視点の共存”をテーマに添えた。
各演奏映像をマテリアルのように扱い、コントラストや色調、画角(視点)を大胆に変更したフッテージを同じ画面に共存させた。それは、可変する現代の情勢を生きる多様な人々の視点を肯定する表現した。
“自分たちの美しさ まだ知らないだけなのか”
これらは、もちろん私の解釈である。
楽曲、映像作品の解釈は各個人の想像力に委ねられている。蓮沼執太フィル「symphil」とは、新生活の上で人々が多様に生きるための受け皿となってくれる作品なのである。

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河合宏樹 @kawai_psn

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