すいちゃん、ぺこーら、船長ら熱演「hololive 4th fes.」DAY2は37曲披露の大ボリュームの1日に

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3月18、19日に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールにてホロライブ所属アーティストが出演するライブイベント「hololive 4th fes. Our Bright Parade」が開催された。本稿ではそのうち2日目の公演の模様をレポートする。

星街すいせい

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白上フブキ

兎田ぺこら

2日目の公演は「2nd fes.」で生まれた全体曲「Shiny Smily Story」でスタート。26人のVTuberがステージ上に集結し、一体感のある歌声で2日目のライブの開幕を飾った。ソロコーナーのトップバッターを務めた白上フブキは「Hi Fine FOX!!」で音頭を取り、オーディエンスのかけ声を引き出していく。2日目の序盤は百鬼あやめ「かわ世」、夏色まつり「ゼッタイ王政カーニバル!」とベテランVTuberたちが勢いあるパフォーマンスを展開。先輩たちが作り上げたフロアの熱気を一身に受けた兎田ぺこらは、ナユタン星人提供の「ララララビット!!」でオーディエンスを揺らした。

戌神ころね

森カリオペ

多くのVTuberたちがオリジナル曲を披露していく中、桃鈴ねねは往年の名曲「学園天国」のカバーで勝負。それに続く戌神ころねは「走れマキバオー」で曲中のセリフまでしっかり再現する解像度の高いパフォーマンスで会場内の喝采をさらう。ホロライブEnglish所属のがうる・ぐらと森カリオペは、お互いの衣装を褒めるMCを英語で展開。英語での呼びかけに対しても会場ファンはしっかり声援を送り、会場内は言語の壁を感じさせない盛り上がりを見せた。MC後に森カリオペは「Taste of Death」を披露。彼女が表現するオルタナティブラップの一端をオーディエンスに見せつけた。その後もIRyS、セレス・ファウナ、オーロ・クロニーとホロライブEnglish所属のアーティストが続々と持ち歌を披露。日本の音楽シーンとは異なる軸の楽曲が次々と披露され、海外ファンや洋楽ファンをうならせた。

宝鐘マリン

星街すいせい

ハコス・ベールズは、昨年のネットシーンで流行したボカロ曲「神っぽいな」のカバーをパフォーマンス。複雑かつ高音のボカロ曲をしっかり歌い上げ、会場を盛り上げたハコス・ベールズがステージをあとにすると、“船長”こと宝鐘マリンがステージに現れる。彼女は「マリ箱」の愛称でYouTubeのみならずTikTokなどでもバズった代表曲「I’m Your Treasure Box *あなたは マリンせんちょうを たからばこからみつけた。」を妖艶に歌い上げてファンを魅了した。「THE FIRST TAKE」への出演などを通じてボーカリストとしての実力をネットシーン以外にも示してきた星街すいせいは、「みちづれ」でその情感豊かな歌声を会場内に響かせた。ソロコーナーのトリを務めたのは湊あくあ。彼女がオリジナル曲「未だ、青い」を歌い始めると客席が一斉に彼女のイメージカラーであるライトパープルに染まる。オーディエンスはゆっくりと紫の光を揺らしながら、彼女の透き通るような歌声に聴き入っていた。

湊あくあ

左から星街すいせい、湊あくあ、常闇トワ。

26人全員のソロパフォーマンスが終わったところで天音かなた、宝鐘マリン、百鬼あやめの3人がステージに現れ「ユニットトップバッターは僕たちだー!」というかけ声を合図に「Bad Apple!! feat. nomico」を歌い始める。ボカロ曲でもアニソンでもない、東方Projectの関連楽曲パフォーマンスに往年のネットファンは喜びの声を上げた。さらに猫又おかゆ、戌神ころね、大神ミオの3人は“ゼロカロリー理論”を高らかに歌う「ウマーベラス」で声を合わせてオーディエンスの笑いを誘う。雪花ラミィ、アキ・ローゼンタール、夏色まつり、桃鈴ねねの4人は10年以上前に発表されたボカロ曲「放課後ストライド」をカバー。ネットカルチャーへの愛とリスペクトを持った選曲で、ライブを見守るファンを楽しませた。兎田ぺこら、獅白ぼたん、白上フブキの3人が歌唱を担当した「ワールドワイドフェスティバル」ではセリフパートの一部をアレンジし、この日ならではのコラボで客席を沸かせた。ユニットパートのトリを務めたのは星街すいせい、湊あくあ、常闇トワの3人からなるStartend。3人は3月17日に動画を公開したばかりの「空奏列車」で声を合わせ、その歌唱力の高さでオーディエンスを圧倒した。

「hololive 4th fes. Our Bright Parade」2日目の様子。

ライブのフィナーレを飾る楽曲は初日公演と同じく「Our Bright Parade」。この日の出演者全員がステージ上に集結し、DAY1とは異なる響きで26人が声を合わせて音楽を届けていく。客席のファンはそれぞれ“推し”のイメージカラーにペンライトの色を変えて振り上げ、会場内にはさまざまな色が灯る幻想的な光景が広がった。ステージ上のVTuberたちが姿を消しても熱気は冷めやらず、スクリーン上に「Thank you every body」の文字が出ると盛大な歓声が会場内に響きわたった。

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「hololive 4th fes. Our Bright Parade DAY2」2023年3月19日 幕張メッセ 幕張イベントホール セットリスト

01. Shiny Smily Story / DAY2出演者全員
02. Hi Fine FOX!! / 白上フブキ
03. かわ世 / 百鬼あやめ
04. ゼッタイ王政カーニバル! / 夏色まつり
05. ララララビット!! / 兎田ぺこら
06. カミサマ・ネコサマ / 猫又おかゆ
07. 学園天国 / 桃鈴ねね
08. 走れマキバオー / 戌神ころね
09. メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト / がうる・ぐら
10 Taste of Death / カリオペ
11. Illusion Night / パヴォリア・レイネ
12. HERE COMES HOPE / IRyS
13. Let Me Stay Here / セレス・ファウナ
14. Daydream / オーロ・クロニー
15. 愛の小さな歌 / ムーナ・ホシノヴァ
16. ROSE of the LAMP / アキ・ローゼンタール
17. melody / 獅白ぼたん
18. シャンデリア / 紫咲シオン
19. 神っぽいな / ハコス・ベールズ
20. I’m Your Treasure Box *あなたは マリンせんちょうを たからばこからみつけた。 / 宝鐘マリン
21. ライメイ / 常闇トワ
22. みちづれ / 星街すいせい
23. カトラリー / アーニャ・メルフィッサ
24. 夜光通信 / 大神ミオ
25. 別世界 / 天音かなた
26. Fleur / 雪花ラミィ
27. 未だ、青い / 湊あくあ
28. Bad Apple!! feat. nomico / 天音かなた、宝鐘マリン、百鬼あやめ
29. ウマーベラス / 猫又おかゆ、戌神ころね、大神ミオ
30. 恋は渾沌の隷也 / 紫咲シオン、がうる・ぐら
31. summertime / オーロ・クロニー、セレス・ファウナ、ハコス・ベールズ
32. 放課後ストライド / 雪花ラミィ、アキ・ローゼンタール、
夏色まつり、桃鈴ねね
33. ワールドワイドフェスティバル / 兎田ぺこら、獅白ぼたん、白上フブキ
34. 怪物 / 森カリオペ、IRyS
35. 夜咄ディセイブ / ムーナ・ホシノヴァ、パヴォリア・レイネ、アーニャ・メルフィッサ
36. 空奏列車 / 星街すいせい、湊あくあ、常闇トワ
37. Our Bright Parade / DAY2出演者全員

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