THE BAWDIESの歴史を凝縮して直送!熱く濃厚なステージを届けたオンラインライブ

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THE BAWDIESが昨日3月18日に配信ライブ「Technics presents "Connect" Online Live Season2 Vol.1 THE BAWDIES」を開催した。

THE BAWDIES(撮影:村井香)

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このライブはパナソニックのHi-Fiオーディオブランド・Technicsが主催する「アーティストの音楽とファンを繋げる」をコンセプトに掲げた生配信ライブシリーズ。昨年11月から12月にかけて“Season1”が行われ好評を博したことから“Season2”が始動し、この第1弾としてTHE BAWDIESが熱く濃厚なパフォーマンスを配信で届けた。

ROY(Vo, B)(撮影:村井香)

開演時刻を迎えた瞬間、ROY(Vo, B)の顔が大きくクローズアップされライブの幕開けを告げる。しっかりカメラを見据えた彼は、「ホットドッグ、召し上がれー!」と思いっ切りシャウト。それを合図に4人はライブの定番曲「HOT DOG」をオープニングナンバーとして投下し、視聴者のテンションを一瞬で引き上げる。カメラは躍動感たっぷりのメンバーのパフォーマンスをさまざまな角度から切り取り、配信ライブならではの視点でスタジオの熱量を伝えた。画面越しでも伝わるTHE BAWDIESのエネギッシュなパフォーマンスにチャット欄は大盛り上がり。MARCY(Dr)がタイトなビートを刻む「SKIPPIN’ STONES」が始まり、カラフルなライティングの演出によってポップな雰囲気に。曲のクライマックスの前にROYは「皆さん飛び上がってみましょうか。飛び上がれない人は、心の中で飛び上がってください!」と呼びかけ、視聴者の心を高揚させていく。「今日は僕らの歴史を振り返るようなセットリストになるかなと思いますので」と口にしたROYの言葉に続いたのは、2012年にリリースされた「ROCK ME BABY」だ。エネルギッシュなMARCYのドラムに、TAXMAN(G, Vo)とJIM(G)が生み出すうねりのあるグルーヴが絡み、そのアンサンブルに乗せてROYが情熱的な声を響かせた。

TAXMAN(G, Vo)(撮影:村井香)

「私たちには皆さんが見えております!」とROYが画面の向こうのファンに思いを馳せたのに続いて、TAXMANがタブレットを手にSNSに投稿されたコメントを読み上げる流れに。TAXMANは「映像がカッコいい」「MARCYさんのコーラス、初めてこんなにはっきり聞こえた」といった言葉を紹介しつつ、「TAXMANカッコいい!」というコメントも紹介。するとROYが「自分で時間差で投稿したんだろう?」とすかさずツッコミを入れ、視聴者の笑いを誘った。またROYは、今回のライブの主催であるTechnicsのイヤフォン「EAH-AZ60」について言及。「音の立体感、奥行き、1つひとつの音がいい」「今まで聞こえなかった音も聞こえるんです。(あなたの)お耳に2つ!」とピースサインをカメラに向け、アーティストもオススメできるイヤフォンであることをアピールした。

JIM(G)(撮影:村井香)

リスナーの甘酸っぱい感情を呼び起こすミディアムチューン「LEMONADE」、ハッピーな空気を紡ぐ軽快な「KEEP YOU HAPPY」を経て、再びTAXMANがタブレットに視線を落とす。彼が真剣な面持ちで「MARCY、今日もビジュ最高じゃない?」「JIMさん、カッコよすぎる」といったメンバーを称賛する言葉を紹介するも、ROYは自分への言及がないと不満げな表情に。これを受けてTAXMANが「ベースの音がすごくいい感じ」と口にすると、ROYは照れ臭そうな表情を浮かべた。そのROYは4月に開幕する対バンツアーや自分たちのライブについて熱弁。「全力でふざけて、全力で遊んで、全力でロックンロールをやって、1人でも多くの人がTHE BAWDIESと絡まったときに笑顔になってくれればいいなと。それが一番だと思います」と深く一礼した。

MARCY(Dr)(撮影:村井香)

楽しげなムードのMCを挟みライブは後半へ。クライマックスに向けて4人が最初に届けたのは2009年リリースの「EMOTION POTION」。MARCYの激しいビートを背に、JIMは奔放に動き回り、ROYとTAXMANはそれぞれの楽器を鳴らしながら熱唱する。チャット欄に「熱い」「カッコいい」「最強」などの言葉が並ぶ中、メンバーは2022年リリースの「FREAKS IN THE GARAGE - EP」に収録されているガレージサウンド全開の「STAND!」を投下。THE BAWDIESの現在のモードをこれでもかと強烈に印象付ける。ここで爆音とともに天井に吊るされていたトラスがゆっくりと降りていき、それとリンクするように照明が激しく明滅してTHE BAWDIESのプレイを後押しした。

THE BAWDIES(撮影:村井香)

「これからも我々はロックンロールとともに転がり続けていきます。何か足りないな、笑顔になれないな、元気が出てこないなと思ったら、我々のライブを観てください。どんなときも、いつまでも、我々に頼ってください。これからも我々に遅れないようについてきてください!」とROYが放った言葉に続いたのは、ライブアンセムの1つである「IT’S TOO LATE」。汗を額から滴らせながら4人は、心を鼓舞するサウンドを全身全霊で奏でて「Technics presents "Connect" Online Live Season2 Vol.1 THE BAWDIES」を締めくくった。

なお「Technics presents "Connect" Online Live Season2 Vol.1 THE BAWDIES」のアーカイブ映像は、3月31日までYouTubeで無料公開中。また3月29日にはKroi、31日にはKREVAが出演する配信ライブが同じくYouTubeにて無料で配信される。

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2023年3月18日「Technics presents "Connect" Online Live Season2 Vol.1 THE BAWDIES」セットリスト

01. HOT DOG
02. SKIPPIN’ STONES
03. ROCK ME BABY
04. LEMONADE
05. KEEP YOU HAPPY
06. EMOTION POTION
07. STAND!
08. IT’S TOO LATE

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ライブナタリー @live_natalie_mu

【ライブレポ公開中!】
#Technics presents "Connect" Online Live #THEBAWDIES

音楽ナタリーにて、ライブレポが公開されました。

3月31日(金)23:59までアーカイブ配信中!
https://t.co/2HNEgBvCxb

#Connect_THEBAWDIES https://t.co/gI2O2KldaW

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